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ノミから学ぶ人の可能性の話〜とんでもないノミのジャンプ力〜

小さい頃は昆虫大好き、今は虫が苦手な半澤光希です。

20代の頃、先輩経営者の方から聞いた話で印象的だったのがノミの話です。

ノミのジャンプ

ノミっていますよね。
めっちゃちっちゃいアレです。
体長は2〜2.5mm程度とのことですが、運動能力に優れていて、体長の100倍〜200倍の高さまでジャンプすることができるとのことです。
(高さについては諸説あります。)

とんでもない跳躍力ですね。

これを人間に例えると身長2mの人間が200倍飛べたとしたら、400mジャンプできるということです。
東京タワーもひとっ飛びです!


そんなすごいジャンプ力の持ち主であるノミですが、小さな瓶に入れてフタをするとどうなると思いますか?

最初は瓶のフタにぶつかりますが、そのうちに、フタにぶつからない高さまでしか飛ばないようになります。
そして、その後はフタを外してもそれ以上跳ばなくなります。

フタが外れていくらでも跳べるのに、瓶の高さまでしか跳ばなくなるのです。
もっと高く跳べる能力はあるのにです。


人間もノミと同様の性質がある

そして、これは人間にも同様のことが当てはまると。

幼少の頃は大きな夢を描いている人が多いでしょう。
それが大人になる過程でノミにとっての瓶のフタのように、いろんな壁にぶつかり、お前には無理だと言われ、世間の常識に触れる中で、自分はこのくらいという枠が出来上がってしまうのです。

フタにぶつからないように、波風たたないようなところに目標を設定して枠の範囲内でジャンプするようになります。

・自分には向いてないから
・自分は人見知りだから
・自分はこういう性格だから
・自分には能力がないから
・自分にはできないから

果たして本当にそうなのでしょうか。
向いてないと大きな声で言えるほど、そのことに何度も何度もチャレンジをしてみたのでしょうか。

人は願望と、まわりの環境でいくらでも変わることができると思います。

僕は社会人になる際に、営業職のような仕事は無理なので、人と極力話すことが少なくてお給料がもらえると良いなと思い、エンジニアを志望しました。

様々なきっかけから26歳の時に独立をして、今では経営者として営業もすれば、人とコミュニケーションをとることや講師をすること、プレゼンをすることなどが増えました。

今から当時の自分を振り返ると、苦手や向いてないのではなく、ただただ経験の不足、それだけだったなと思います。


まとめ

京セラやKDDIを創業した稲盛和夫さんは「強烈な願望を心に抱く」ことの大切さと説いています。

願望を心に抱き、そのための目標設定をすると、今の自分の実力では大きくギャップを感じることは多々あります。

そんな時は、
今の自分ではまだ実力が足りないだけ
今の自分ではまだ向いていると言えるほどの経験が足りないだけ
と捉えて、その自分を成長させていくことにコミットして仕事をすることを大切にしています。

瓶のフタのような出来事にぶつかるとついつい、自分の枠を狭めてしまいがちですが、そんな時こそ、枠の外に出ている自分をイメージしてチャレンジしていきたいですね。

今日もチャレンジする1日を。

お読みいただきありがとうございます。

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