neverの後の動詞は原形、、、? ではありません
今回は、私が45歳から英語を「やり直し学習」した際に知った、自分の勘違い知識と、それを解く過程で得た大きな成果について書いてみたいと思います。
✖(誤解)「never の後に来る動詞は原形」
※動詞の原形とは、辞書に載っている形で、何も変化をしていない状態のものです。
never は、決して~ない という意味ですが、なんとなく not の強調 かな?くらいに思っていました。
例えば、私は朝ごはんを食べません。を英語にすると
I do not eat breakfast.
昨日は朝ごはんを食べませんでした。
I did not eat breakfat yesterday.
明日は朝ごはんを食べません。
I will not eat breakfast tomorrow.
私は朝ごはんを食べてはいけません。(※健康診断前とか?)
I must not eat breakfast.
ね?
上記の例文は、not の後は常に動詞の原形 eat が来ます。
文全体が過去を現していても、not の後は原形の eat です。
どうやら、そのイメージから
× never の次に来る動詞は原形 と間違って覚えたようです。
✖(誤解)「neverは助動詞みたいなもの」
皆さんおなじみの、can , will , must は助動詞です。
そして、これらに続く動詞は、原形にするというルールがあるので、
なんとなく、never もそれと同じかなぁ~ と考えていました。
でも、never は助動詞ではありません。
〇「never は頻度を表す副詞」
頻度を表す、とは、どれくらい頻繁にそれをするか、というものです。
always(いつも)、sometimes(ときどき) と同じ種類だったのです!
だいたい以下にまとめられます。
always 100%
usually 90%
often 70%
sometimes 50%
occasionally 30%
seldom 15%
rarely 5%
never 0%
これを最初に見た時、目からウロコでした!
そうか、
100% いつもする = always の反対が、
0% 絶対しない = never なのか!
おまけに、「ふだん」「だいたい」「ときどき」といっても使い分けが難しかった usually, often, sometimes の頻度の関係もわかってすっきりしました!
〇「never は副詞だから、動詞は三単現のSもつけば、過去形にもなる」
never は副詞だということがわかりました。
使い方は always と同じ感覚です。
では、例を見てみましょう。
例えば、私は朝ごはんを決して食べません。を英語にすると
I never eat breakfast.
彼女は決して朝ごはんを食べません。
She never eats breakfat. ※三単現のSもつく!
子どもの頃、決して朝ごはんを食べませんでした。
I never ate breakfast when I was a child. ※過去形にもなる!
「大人のやり直し英語」では、人により違う「小さな誤解」を見つける作業
はじめから正しく覚えている方には、なんだろう?ということかもしれませんが
案外、いろんな誤解から覚え違いをしていることはあるものです。
大人のやり直し英語は、そういう小さな誤解を見つけて解いていく作業でもあります。
私は、レッスン中の何気ない会話から、「あ、もしかして ”小さな誤解” があるかも。」を発見し、それがどんな風に考えて誤解になったのか、という謎解きをするのが得意です。
ひとりひとり違うその誤解のプロセスを、一緒に紐解きさせていただきます♪
私に関わる全ての人に元気と勇気を!
そしてその人の変化を有形無形で応援していきます!!!
英語は文法にあてはめるパズル。そして誤解をみつけてそれを解く謎解き。そんな感覚で楽しんでいます。
ちか (2024.4.16)