行く と 来る- 日本語と英語の違い
今日も、「間違えやすい」英語、今日は考え方の違いからくる間違いについて書いてみたいと思います。
これまで述べ約8000人の方とレッスンをしていく中で、こちらもときおりお話させていただいています。
行く と 来る
go が 行く
come が 来る
と習った方は多いのではないでしょうか。ところが、この「go」と「come」はそのまま日本語の「行く」と「来る」には当てはまらないんです。
「ごはんよ~」「今行く~」
お母さんとお子さんの会話でありがちですよね。
これ、英語では
”Dinner is ready!"
"I'm coming!!"
というんです!「今行くー!」が come なんです!
場所の基準が、「話し手」か、「聞き手」かの違い
日本語では、話している人が、自分が今いる場所を基準ににそこから離れていく方向が「行く」になります。
ところが、英語では、話し手が「聞き手の場所に近づく場合」はcomeになるわけです。相手の場所を基準に近づくかどうかを言うのです。
じゃあ、英語の go を使ったら、、、?
友達と話しているときに、「go」を使うと、話し手の場所でも、聞き手の場所でもないどこかへ行くことを意味します。
逐語訳(ちくごやく)では訳しきれない
単語帳で 行く=go 来る=come とだけ覚えていては、今日のお話のようなときに困ってしまいますよね。
英語は逐語訳=言葉を一つずつ対訳していく のでは訳しきれないのです!
でも、こういった違いを知ることって、面白くないですか?
言葉はただの言葉じゃなくて、文化とか、考え方の違いが影響するんですよね。
私に関わる全ての人に元気と勇気を!
そしてその人の変化を有形無形で応援していきます!!!
言葉は言葉というだけでなく、その国の文化も反映しています。それらも楽しんでしまいましょう!
ちか (2024.2.8)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?