【節約生活#52】節約するのはお金だけではない

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

お金を節約するつもりであったが

 節約生活をはじめてから52日目である。まずは食費を減らすことを目的としていたが、気がついたら他にも節約をしていることに気づいた。
 思いつくまま書き出すと、次のようになる。

1時間
2情報
3お酒
4スペース(冷蔵庫など)

時間

 節約を真面目に趣味として楽しむため、いろいろな記録をとっている。食費だけでなく、体重やウオーキングの時間や距離、三食の写真などである。もちろん毎日のnoteもそうだ。
 そのため、「節約のために費やす時間が多くなるではないか」という意見もあるだろう。そのとおりである。節約のために費やす時間は1日30分あるかないかだが、その時間を生み出すためにいろいろな時間を効率よく使うようになった。
 朝の時間を作るために、毎朝起きてからの行動を明確化した。今は家から出るまで毎日同じ行動をとっている。仕事も早めに切り上げられるように、終わりの時間を設定した。毎日、終わりの時間までにきっちり仕事を終える。伸ばさない。
 要は時間の使い方がうまくなった。自分でも実感があるが、その場その場の反応ではない生き方ができるようになった。

情報

 今は本当にネットからたくさんの情報が入ってくる。しかも本当か嘘かもよくわからないものだらけの情報である。昔はたくさん知っている方が情報通になれるような気がしていて、とにかくニュースだとか記事だとかを見られるだけ見ていた。
 結果、ほとんど覚えていないということに気づいた。世間的にもちょっと前に話題になったことなど誰も覚えていない。
 忘れるならそもそもそこに労力をかける必要はない。本当に重大なことはほっといても知るようになる(コロナであるとか、最近の噴火だとか)。
 とく、この生活をはじめてから、意識してネットのニュースにアクセスしないようにしている。テレビも新聞もないので、ネットからのニュースを遮断するとだいぶ情報の節約ができる。

お酒

 15年ほど毎日飲んでいたお酒を減らすことにした。今年から飲まない日を1日ずつ伸ばすということを試している。食費削減には大きな効果がある。
 それと同時に、お酒の節約にもなっている。食費に占める酒代の割合が6割くらいから3割くらいまでに減った。また、食費が週に3800円以下になかなかならなかったものが3500円以下まで下げることができた。
 お酒に関しては、たくさんをがぶがぶではなく、良いものを少し楽しむという方向にシフトした。日常的にたくさん飲んでいるときよりも、アルコールへの向き合い方が真面目(?)になったかもしれない。
 もちろん健康にも良い。

スペース(冷蔵庫など)

 節約術の先人の知恵ということで、林望「節約の王道」の次の一節を試している。

「食材を使い切ること」。買った食材は余さず使い、冷蔵庫が空っぽになるまで次を買いに行かないと決めておくことです。

(林:2009,p.21)

 これは以外に難しい。
 ただ、少なくとも冷蔵庫に何が入っているかはすべて言えるぐらいまでにはなっている。
 年末に久しぶりに冷蔵庫を掃除して、スペースを開けている。
 関連するが、自炊がメインなので、料理をするスペースにものを置かないように気をつけている。すぐに調味料などがたまってしまったりするので。

まとめ

 お金を節約しようとすると、派生して他のものも節約するということに気づいた。「習慣の力」にはキーストーンハービットという要の習慣が書かれていたが、節約も生活においては要の習慣になるのかもしれない。


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