【節約生活#340】悲しい節約と楽しい節約
趣味で節約生活をはじめてみた。
健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。
悲壮感漂う節約記事
ネットニュースなどで最近節約の記事をみかけることが多くなった実感がある。背景には最近のいろいろな値上げがあるようだ。
ちょうど見つけたアンケート結果でも、値上げが生活に影響があるという。
そういうわけで、悲壮感漂うな記事も見かけるようになった。お米も買えないとか、病気にもなれないとか……。
最近の節約に関するニュースは暗いイメージが強い。
選べる人と選ばされる人
節約には悪いイメージがつきものではある。
これは、節約を強いられるていることが多いからなのかもしれない。
節約することを選べる人と選ばされる人では、節約に対するイメージが真逆であることは想像しやすい。
当然、節約せざるを得ない人(節約することを選ばされる人)は、幸福感は下がる。苦しいし、悲しい。もしも、その節約で何も得られないのだとするならばなおさらだと思う。ただ、毎日生きるためだけに苦労をして、そして何も残らないのであれば、人生に虚しさを感じても仕方がない。
以前見つけたエンゲル係数のグラフを引用しておくが、食費の収入に占める割合が高くなればなるほど、生きている実感が得られにくい気がする。家賃が収入の3割近くの場合、光熱費などを考えると、かつてのエンゲル係数7割生活など不可能としか言いようがない。
節約を楽しくしたい
もしも節約することを選ぶのであれば、話はまったく違う。節約して生活することがぎりぎりであったとしても残るものはある。
もしも、節約することで経験を積み、技術を得ることができるなら、それは成長しているといえるのだと考える。
生活にちょっとした工夫ができるのは楽しい。いろいろ考えながら余裕のある生活をデザインできるようになってくると、心も落ち着いてくる。
節約生活をはじめてそろそろ1年であるけれども、お金を使わなくても健康的で文化的な生活ができることを実感している。
これから景気は悪くなっていくだろうし、何もかもが値上がりしていくのだろうと予想する。個人でできることも限られているかもしれない。それでも、できるだけ自分でできることを自分で選択して楽しさを見つけていきたい。
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