【節約生活#368】弱さを自覚する方が強かに生きられる
趣味で節約生活をはじめてみた。
健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。
節約手帳
noteの記事を見ていると、毎日noteをアップしたいというひとたちが一定数いるようである。個人的にはそれほど難しいとは思っていない。noteをまとめる時間を確保して、その時間を死守するだけである。
個人的にはいくつの理由で朝の時間を死守している。
それでも、書くことがないという意見もある。
個人的には、書くことはあるのだけども、忘れているだけだと思っている。マインドワンダリングという用語があるが、人間は始終何かを思いついている。たとえそれが仕事中であったとしても。
そういう思いつきはたいていどこかへ行って帰って来ない。
そこで、個人的には「節約手帳」というのを作って持ち歩いている。たいていどうでもよいことが書かれている(今開いてみたら、もやしのことばかり書いてあった)。それでも、めくっていくだけでなんとなく考えがまとまってくることも多い。
弱い人間であることのメリット
節約手帳を見ていくと、自分がいかにだらしないかが明確になる。金額の計算もさぼりがちであるし、なんとなく自分で決めたキャンペーンもなんとなく終わったりしている。
ただ、目標や目的をメモして、何度か修正していくうちに方向性が見えてくることがある。
今年は何度か修正しながら大幅に減酒することができた。日にちにしてだいたい100日分の飲酒日削減である。こういうものも、文字にして明確化しておいて、実行の記録をとっていかないと忘れてなくなってしまう。自分すら覚えていないのに他人が覚えていることなどない。
記録をしていくということは、忘れやすい人間にとって必須なのだと考えている。
また、だらしない自分を自覚していくと、どうやって生活にシステム化していくかを考えて試すことができる。意識高い表現で言うと、生活をアップデートすることができるようになる。
そもそもたいていの人間は弱い。弱さをもっと自覚する方が良いと考えている。随分前に読んだシャルコーの本の中に(うろ覚えであるけれども)、虚弱のメリットが語られていた。
覚えているもののひとつは、計画的に行動するようになる(あらかじめ対策を準備する)。もうひとつは、他の人にやさしくなれる。
シャルコーと言えば今から300年くらい前の医者である。その人が同僚の研究だと言っていたことからすると、その当時でも弱いことの逆転的な発想がされていたのだとうかがえる。
弱さを自覚する方が強かに生きられる
節約生活に挑戦しはじめてから、節約は失敗の連続であった。節約手帳にあるのは失敗の記録ばかり。
それでも、自分の生活やマインドセットの悪いところが毎回明確になる。同じ失敗を繰り返すことも多い。
ただ、自分の弱さをつきつめていけるなら、もっともっと対策を準備ができて、節約だけでなく生活全般もより生きやすくなるように考えている。
手帳はまだ2冊目だけれども、これが10冊くらいに増えるころには自分を知って、楽に生活できている、などと夢想している。
今年はもうほとんど終わりである。今年の最後まで今年を振り返りながら毎日の節約をすすめていきたい。
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