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築40年超の一軒家の片付け、手が付けられなかったハードルの高い納戸に突入!物を捨てずにいかに使い切るかを考えて作業していたら超苦手だったお片付けがだんだん楽しくなり劇的に片づけが進んできた🌸桜便り2023.8.13㈰朝



築40年超えの家をコツコツと片付けてきて各部屋の見直しがだいたいすんだ。

きのうは、片付けをしていて疲れたので、
一休みのつもりで15時過ぎに横になって休んでいたら気づいたらぐっすり眠ってしまい、目覚めたのは夜10時過ぎ。

熟睡感があったので昼夜逆転になりそうだったが片付けの続きを再開。

少し涼しくなってきたので、クーラーが無くて手を付けられなかった玄関横の納戸に突入。

ここは家を建てた当時は玄関だった場所を母が改築して二畳ほどの納戸にした場所。

父が結婚した頃から所持しているスチールの本棚を入れ、ストック品、園芸品、工具、遊具、季節外の物などなど家族の共有の物が入れ替わり立ち替わりで活用されてきた場所。

この家は、私が中学生、弟が小学生の時に、東京都内の新築の建て売り分譲一戸建てを子供達の受験の事等も考え両親が購入して、父と母と4人で入居した。
(転勤族だったのでそれまでは社宅住まい)

その後、私が最初に結婚して家を出て、弟が出て、
私が第一子を出産した後、二人暮らしになった両親はもっと手軽なマンションに住みたいと、便利な場所のマンションに移り住み、私達家族(3人)に住まわせてくれる事になった。

私は結婚してこの家を出たのだから、また同じ家に戻るのはためらわれたが、退職、出産して専業主婦となったところに夫の会社の雲行きがあやしくなってきていて、選択の余地もあまりなく、東京都内の一戸建てに住めるというありがたい両親の申し出を受ける事にした。

その時、両親はゴミや完全に不必要なものは処分していったが、一部屋は両親用として残しその時使わない物、思い出の品、アルバムその他古い趣味のもの、ゴルフバッグ他などかなりたくさんの物を置いて行った。

家具もカーテン類なども私達が使えるであろうという物はそのまま。

家を出た弟の百科事典、古い漫画、その他も残されたままだった。

その後たびたび両親は孫の顔を見に遊びにきたり片付けや掃除は手伝ってくれたがしまいこんだ物はそのまま放置されていた。

その後残された家具を使い回しながら、部屋の使い方も工夫して、第二子を出産、生活していった。

破損した家具等は処分していったが、パソコン、インターネットと時代と共にどんどん新しい物が入り込み、配線は延長コードを増やしながらタコ足となり、古い物を処分できないまま、子供達の物も自分たちの物もどんどん増えて行った。

そして、子ども中心の日々はあっという間に過ぎ去り、長女が家を出て結婚、夫も仕事等の理由から家を離れ遠くに住み、次女も学校や仕事で家を出て、

気づいたら50代の私は、だだっ広い老朽化した雑草だらけの庭付き一軒家に、膨大な物に囲まれて一人暮らしになっていた。

以前は家の修繕が得意な父、片付けの得意な母、車や力仕事が必要なら夫がいて、一軒家の管理もなんとかなっていたが、父も母も80代になり身体も弱ってきていて、私の家の事を手伝うどころか、今では私の手が必要になってきていた。

それにコロナの事もあり、家族が集まる事もままならない。

コロナの自粛もあって自宅で過ごすことが多くなったこと、両親が健在なうちにこの家をなんとかしなければ

もう自分で片付けていくしかない、と一念発起して庭も含めて家中の物の片付けに取り組み始めた。

とても大変だったけれど一人なので時間の使い方が自由で、趣味の音楽や絵画、オンラインの麻雀の仕事などもなどもしながら、マイペースで片付けをすすめていた。

ゴミはちゃんと捨てられるので、汚部屋になる事はなかったが、物をキチンと整頓して収納することが苦手で、

振り返れば子どもの頃からお片付けには苦手意識があり、いつも片付けなさいと母に叱られ、結婚してからも数々のお片付け本を読みあさったり、有名なお片づけの先生の講座、セミナーを受けたり、有料で片付けを家に来てもらって教えてもらったりして
お片付けには時間もお金も費やしてきたが、

いつまでたっても何を試しても片付けはできるようにならす、ずっとずっと苦手意識から抜け出せなかった。

古いたくさんの物と向き合うのはとても感情が動き、一つ一つの物に家族への思い、良い思い出もあれば、なんで私が一人で?という思い、子どもたちが幼い頃、自分の子供の頃のこと、たくさんの思いがあふれて、
最初のうちは泣きながら片付けていた。

けれども毎日毎日物と向き合っているうちにだんだんと頭が整理され気持ちも整理され

心が片付いていくのを感じられるようになってきた。

でもあまりにもたくさんの物があり、
まだまだ片付けのゴールは先だ、と思っていたところに、

次女がまた、たくさんの物を引き連れて戻ってくる事になった。

次女が戻ってきてから時々は親子バトルもしながら2ヶ月ほどが過ぎた。

さて・・・・・

そんなこんなで、
今日は納戸の片付けに突入したのだが

両親、弟、夫、娘たち・・・この家に住んだ家族が家を出る時に使わない物を「とりあえず」残していき、そのまま何年も蓄積され放置されていた魔窟の場所。

自分の家なのに知らない物がものすごくたくさん詰まっていることにあらためて気づく。

ひとつひとつの物を確認し、分類し、簡単に処分せずに「いかに物を生かし切るか」を考えて整理していった・・・・



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