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だれ一人取り残さない防災「研究会」第2回(ゲスト:防災アナウンサー奥村奈津美さん)

こんにちは。チャレコミ防災チームです。

2022年6月20日(月)に「だれ一人取り残さない防災・災害支援研究会」の第2回を開催しました。

今回は、第2回ということでメンバーの一員でもある株式会社フェリシモの皆様からご紹介いただき、防災アナウンサー×環境アンバサダーの奥村奈津美さんにゲストとしてお越しいただきました。

奥村さんはご自身の経験から妊婦さん、乳幼児を抱えるパパママなどをターゲットにオンラインでの防災訓練や講演活動に取り組まれています。

「いま災害が起こったら皆さんのご家族はどこにいるかわかりますか?どうやって連絡を取るか決めてますか?」と問いかけられる場面もあり、参加メンバーが改めて「日常」と「防災」を結び付けるとはどういうことなのかを考える機会となりました。

お話の中では実際に東日本大震災の現場で取材された事例をもとにお話をいただき、特に「知っている」ことが子どもたちの生死を分けると奥村さんの現在の活動につながる思いもお伺いできました。
メンバーの中には東日本大震災当時、東北にいた方々も多く、当時を思い出しながら当時の教訓を自分たちはどのように生かすことができるのか?日常とつなげられているのか?を改めて考える機会にもなりました。
お子さんがいらっしゃるメンバーの方は、自分自身は子供や家族のために何ができるのかを改めて考えたとのコメントもありました。

その中でも、「会社の防災訓練」を楽しくできないか。といった意見も出され、より一人一人が会社と自分、そして自分と災害をつなげて考える機会になったのではないかと思います。

次回は7月に災害が発生した時の福祉職や地域の基盤整備について研究されている同志社大学社会学部の立木 茂雄教授にゲストとしてお越しいただく予定です。

また、先日石川県能登地方で発生した地震についても、現地の仲間と情報交換を進めながら、研究会メンバーの皆さんの力も借りて現地をサポートをしていければと思っています。

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「だれ一人取り残さない」防災研究会とは…
①災害が起こったときには日常からのつながりが重要になる。そのために、日常から学びあい、つながりをつくること。
②研究会に参加するそれぞれの主体が自分たちの防災・災害支援に対しての実験を相談したり実際にやってみたりする機会にすること。
を目的に毎月第3月曜日(祝日の場合は翌日)に研究会を開催しています。ご関心のある方は以下のフォームからお問合せください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdBa7sljKtAXvjGJp9VvAgICc9rc2E1iC6JGmUZiWTNoRIUjg/viewform

チャレンジ・コミュニティ・プロジェクトでは、地域で挑戦が生まれ続ける生態系をつくることをビジョンに、地域の中に多様なプロジェクトを生み出すメンバーと協働プロジェクトを実施しています。
チャレコミが気になるという方は、ホームページのお問い合わせフォームからお問い合わせください。
https://www.challenge-community.jp/

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