日本柔道が低迷している理由を『産業革命』から勝手に考える。
今は
『変化の時代』
『格差社会が広がる』
と言われています。
その理由は、
『今が第四次産業革命の最中だから』
です。
そして、過去の産業革命の時にも、変化を拒否・否定した人達と、変化を受け入れ時代の流れに乗った人達との格差が開いたと言われます。
この辺りについて記事を書いていてふっと思ったことがありました。
「あれ?これって日本柔道と同じじゃない?」
と。
折角ですので、どういうことだか私個人の勝手な推測を見て行って下さい。
産業革命期の栄光と衰退
そちらの記事を読んだ貴方は私が何を言いたいのか既に察しが付いていると思います。
産業革命では、変化を嫌い、昔ながらのモノだけを守り通そうとした人達が衰退していきました。
そして、変化を受け入れ、楽しめた人達が裕福になっていきました。
そこに昔の価値観によるスキルや能力の高さは関係していません。
産業革命と柔道
これを踏まえて、今の日本柔道を見てみましょう!
「日本の柔道は真っ向勝負の一本を取る柔道だ!」
最近の監督は全員これを一貫して通そうとしていますよね。
しかし、海外の選手達は
『勝つための柔道』
を訓練しています。
そのために、昔からの柔道技だけではなく、様々な格闘技の技も練習して取り入れています。
格闘技って、異種の技は物凄く効果的なんです。
私はそちら側、つまり、変化に乗った方の柔道選手だったのでこの事をとても強く経験しています。
私の柔道は王道じゃないんですね。
立ち技も異種でしたが柔道技を変えていただけです。
特に警戒されていた寝技は、異種格闘技を取り入れていました。
だから
「ふたひい相手に寝技には持ち込まれるな!」
と多くの選手や監督に警戒されていたわけです。
昔からの王道にこだわらず、変化を取り入れていたからですね。
私が寝技で恐れられていたのは、寝技にレスリングを取り入れていたからです。
少しだけその例をご紹介しましょう!
柔道家 VS レスリング選手
自分達が異種の技を使うかどうかはともかく、変化に対応しないと
『素人 対 経験者』
くらいの差になります。
対応できず、全く防御できないからです!
同レベルの柔道家とレスリング選手との戦いを一回でも経験するとそれを実感しますよ!
レスリングにも立ち技はありますが、秒殺です。
一瞬で柔道家が勝ちます。
しかし、寝技に入った瞬間レスリング選手の独壇場です。
柔道にも寝技はあるのに。
「いかに得意なフィールドで戦うか?」
で勝敗が決まる戦いになるんですね。
そこで私は
『レスリング選手相手でも寝技で戦えるように変化を取り入れる』
を選択しました。
当時の練習相手の中には、レスリングの元高校チャンピオンもいました。
最終的には柔道の寝技ルールであれば元チャンピオンの彼にも負けないくらいになったので、柔道の寝技しか鍛えていない他の選手よりも短期間で超進化したわけです。
私が変化を否定せず、取り入れたからですよね。
変化を嫌っている人達
変化は決して悪い事ではありません。
変化を嫌うのは、
「自分の居場所・プライドがなくなってしまうかもしれない!」
という恐怖から生まれるものです。
だから、現時点で既にそれなりの地位を持っている人ほど嫌うんですね。
柔道でも、まさに
『柔道監督』
が嫌っているのを見れば明らかですよね。
別に選手が変化を嫌っているわけではないんですよね。
既に高い地位や過去に結果を残してきた
『監督』
のこだわりに過ぎないんですよね。
そして、その監督の栄光を応援し、心動かされた
『同世代の応援者達』
がこだわっているだけなんですよね。
「だから、ちょっと勝てなくなってきているのではないかなぁ?」
と勝手に感じた今日この頃です。
あれだけの練習量があり、変化に柔軟に対応していればもっと圧勝できると思うんですけどね。
もったいないっ!!!
あくまでも個人の勝手な推測ですけどね!
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