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絵本 みずのこどもたち

壮大な世界に引き込んでくれる絵本だなぁ、と思います。

こうやって水を改めて捉えるとすごいなぁと思うんです。
まさに命の根源であり、自分の中にもあり外にもあり。
水を意識すると不思議と他者とも結局は根底で繋がっているんだなぁ、と思うのです。そういう絵本を自分も昔描いたことがあるからか、余計にこの絵本は久々にその感覚を思い起こさせるものでした。
阿部さんの絵本は自然界の感覚を思い起こさせてくれるからとても好きです。
デビュー本というのかな、これまで『みち』しか読んだことがなかったのですが、今更ですがハマりつつあります。明日も別の絵本をご紹介予定です。
情報過多で、近頃の子供達は感覚で育っているといえばそうなのかもしれませんが、電子のそれと自然の中のそれとは全く異なるものだと思うのです。
自然の中の感覚を知っていてほしいし覚えて欲しいし忘れないで欲しいな、と、強く思います。そうすればこの星のことももっと愛しく近く感じるだろうから。
感覚的過ぎて苦手に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的にとても好きな絵本です。

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