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絵本 みなとまちから とおいまちのこと

先日、また読んでみようと書いた絵本を早速2冊合わせて読んでみました。

これは間違いなく、セットで読んで欲しい。世界がより深まります。
真っ先になかなか会えない友達のことが心に浮かびました。
そうして、先日、電話をくれた母の友達と母のことも。
絵本の中で交わされる他愛もないやり取り。
けれど、どこかで不思議とリンクしている。お互い、意識もせず気づかないところで。
心の友とはそういうものだと思います。
まぁ片思いかも、と思う時もありますが、それでも誰かをふと何かのきっかけで思い出す。そういう大事な人がいる。そんな思いが自分を形作ってきたんだな、と気付く。
忙しない日々の中で、家族のことに意識を持っていかれる時間が圧倒的に多い中で、この絵本を手にとって、ふと、そういう誰かを思い出す。
手紙を書いてみるのはまだ先になるかも知れない、実際会うのはまたその先なのかも知れない。けれど、必ず、またね、がある。そう思える相手のことをふと思い出す。
そんなきっかけになる絵本になるかな、と思います。
子供にも、そういう友達に会えますように、という願いを込めて読み聞かせてもいいかも知れません。まだわからないかも知れないけれど、今はなんとなく、大人になって沁みてくる、そんな絵本たちかと思います。

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