りすとかえるとかぜのうた

絵本は相変わらず勉強中です。
今日チョイスした絵本はこちら。

うえだまことさんの描く絵が好きで手に取った絵本です。
りすとかえるの関係はがまくんとかえるくんを思い起こさせますが、そこにかぜさんが加わることによって、色がつきます。

かぜに乗って、りすとかえるが一緒に旅に出る日が来ることを想像しつつ。
あとがきにある、
『自分がそうした大きなものにつつまれている小さな存在であることを知るとき、心はおだやかに、やわらかなものになっていくと感じるのです』
と、本当にそのまんま、読んで感じたことです。
おだやかにやわらかに、窓辺に腰掛けて風を感じて息を吸って。
そういう自然を感じる時間を大事にしたくなる絵本です。
私が植田さんを知ったきっかけは、いしいしんじさんの小説でした。

確か。そのはず。。
いしいしんじさんも好きな小説家で、初めて読んだのがこの本でした。
お薦めです。

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