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絵本 からすたろう

この絵本、読む前はそんなに期待してなかったんですが、ページを捲ると、あら魅力的!いい絵本やん!で、おすすめしたくなりました。

お話しもいいんですが、絵もいいんですよね。
これ、表紙で損してる気がしたのは私だけでしょうか。
表紙がちょっとこわい感じ。昭和初期?すぎて、ちょっと食いつきにくいかも。
けれど、中の絵を見ると、とても魅力に溢れているんです。

色使いがとても良くって、表紙では伝わってこない魅力があります。
そうして、ストーリー。
良き師と出会うことで彼の魅力が伝わり、受け入れられる。
理解者ってとても大事だな、って思います。
そういう人と出会えることで、彼もまた生きやすくなったことでしょう。それもこれも、自分なりにコツコツやれることをやっていたからなんですよね。卑屈になることもあっただろうけれど、それでもコツコツと。
あとがきに『恩師に捧げる』とあるように、この絵本からは感謝が溢れています。
私も先生運はよかった方なので、似たような気持ちがある身として、あたたかい気持ちになりました。
トップ画は絵本の見返しですが、シンプルでとてもいい。好きな感じです。

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