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展覧会 感覚の領域 今、経験するということ5・名和晃平 6・伊庭靖子

次に見たのは名和晃平さん。
そのスペースに足を踏み入れると、あぁ名和ワールド!って感じですね。
なんか、生って感覚がない、宇宙の境界線にほっぽり出されたような感覚。

そんな中、ビッグバンから惑星以前の宇宙の細胞が成り立つような。
宇宙の外ってどんなのかな、って考えた時に、真っ白かもしれない、まさに自分が立って鑑賞しているここのように。
いくつも宇宙があって、宇宙と宇宙はどこかでつながっていて、、、って、あの、前に宇宙系雑誌で見た絵が頭の中に浮かんでるんだけれども、うまく説明できない、、、また思い出したら書き換えます。
そんなことを思いながら。
音のあるインスタレーションにしてもよかったのかも、とその時は思ったけれど、今は書きながら、音がなくてよかったんだ、ってのも。

鑑賞しているとき、その直後は、なんかうまく言い表せないことも、少し時間を置くと、言葉と繋がってくる。少し、記憶の中で寝かせるってのは大事だな、とも改めて。

そして次に見たのが、伊庭靖子さんの作品。
これはね、反省です。
鑑賞の仕方にこだわりすぎない方が良かった!
映像作品の横に、こんな感じで見たらいいですよ、って感じのキャプションがあって、そうして見ることにこだわりすぎてしまった自分がいて。
あれは良くなかったなぁ。

ぼんやり浮かび、流れていく景色。
しかし、鑑賞方法に(要は目を寄せてって感じのこと)こだわりすぎて見るのに必死で、感じることを置き去りにしてしまった。。。
けれど、それも良い経験。
結局はそこまで開き直って見ようとしなかった自分が浅はかであった。
これはまたリベンジしたい作品です。

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