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絵本 ももからうまれたおにたろう

いや、見取り図のリリーさんが絵本を出してるって今月号のMOEで知り、娘が彼のことを気に入ってることもあり(多分名前の響きが気に入ってるのかな)、早速読んでみました。

岡山出身ということもあっての発想ということは、MOEで読んでいて知っていたものの、絵本自体は、家族愛でシンプルに良かったです。
悪者と一括りにされてしまうけれど、そこで生まれたからにはそこで生きていくしかないわけで。見た目が特徴あれば尚更に、そこから飛び出せなかったりもするよな、とか。そこでしか生きられない特徴、というか。ある意味、酷ですよね。
おにたろうはたまたまそこに流れ着いただけで、出ようと思えば出れる。けれど、やっぱり鬼の愛情深さも知ってる。から、あえて、そっちを選ぶ。
まぁ桃太郎サイドに戻っても、それはそれで愛情を受けれたんでしょうけれどね。
けれど、これまで育ててもらった中で、貧しさよりも深い愛情の方が勝ったってことでしょうか。
まぁこれから鬼の生活も豊かになるかもしれませんし、おにたろうの力で。
愛情、愛情かぁ、。と、改めてなんだかしみじみとしてしまいました。
ちなみに、娘はちょっとシリアス要素がNGだったようで、途中離脱してしまいました。彼女は本当に、ちょっとでもセンチメンタルな場面が入るとほんとダメなんですよねぇ、。すみっこの映画でめちゃくちゃ泣いて、もう映画は見ない、と言ってました。大丈夫か!?とちょっと心配になりつつ。彼女が唯一いつ見てもOKなのはブルーイというオーストラリアのアニメで、ちょい現実味もありぃの空想もありぃの、哲学的な要素も大人の問題もあったりぃので、大人も楽しめるアニメです。ちょっとしんみりしても、そういうことも人生にはあるよな、って感じで、さらっと進む感じがいいのかな、。
脱線しましたが、そうですね、親子愛ってなんやろなぁ、って思いつつも、結局、成長して残るものがそれだったっていう結果論なのかな、ってのも思います。
ふと、自分の中の愛情についても足を止めて考えるきっかけになるかもしれませんね。

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