LGBT法案が進んだら社会はどう変わっていくかみかたさんの記事PDF魚拓と性別適合手術合憲判決の必要性についてみかたさんの記事PDF魚拓の記事


LGBT法にはPZNベトフェリア.ズーフィリア.ネクロフィリアが含まれている問題がある、PZNによる犯罪被害を防ぐためにもLGBT法を廃止に追い込まないといけないと私は思います。
私は性同一性障害者の1人として特例法の手術要件守ってLGBT法廃止することを望んでいます。
私は、天然ニューハーフ枠だったから成人後、なるべく早く身体の性別違和解消する為のMTFSRS手術受けたかったです。私のような天然ニューハーフ枠のGIDMTFは性別適合手術が受けられなきゃ生活に支障きたすからSRS手術が合憲でないと困るのよ。



こんにちは。

毎日暑い日が続きますが、明日から9月なんですねー!ほんとに早いです。
9月といえば、以前にも書いた9月27日に行われる最高裁大法廷の弁論なんですが、
「性別適合手術をしないと戸籍の性別を変更できないのは人権侵害なのか①」)(「その②」

現在、戸籍の性別変更するための要件は、「2名以上の医師にGID(性同一性障害)と診断」されたうえで、
①18歳以上であること
②結婚していないこと
③未成年の子どもがいないこと
④生殖機能をなくす(生殖不能手術をしている)こと
⑤変更後の性別の性器に似た外観を備えていること


以上の5つの要件を満たす必要があります。
9月に行われる審議は、この「④と⑤の手術要件が憲法違反である」と申し立てをしています。

現時点では、「戸籍の性別変更をしたトランスジェンダー」は自動的に上記の①~⑤を全て満たしていることを意味しています。
これらの要件を全て満たしていれば、社会の中で完全に自らの望む性別で生きることができます。自分が性別変更したことを誰にも知られずに生きていくことも可能ですし、それを実行したことによって第三者が混乱することもないだろう、というのが現在の法律だと思います。

すなわち、現時点では
・「戸籍の性別を変えている当事者」=「体のつくりも戸籍の性別と同じ人」とみなせる
・「戸籍は変えていない当事者」=「体のつくりは個別違うので適宜に対応する」


だったのが、もし「④と⑤の手術要件」が廃止された場合、
・「戸籍を変えようが変えまいが、体のつくりは個別違うので適宜に対応する」ということになります。

もう第三者から明確に見分けをつける方法が無くなります。

さらに、
①18歳以上であること
②結婚していないこと
③未成年の子どもがいないこと
④生殖機能をなくす(生殖不能手術をしている)こと
⑤変更後の性別の性器に似た外観を備えていること

この①~⑤の要件の中で④⑤の手術要件だけが廃止される場合、この要件そのものに矛盾が生まれるような気がするのですが…
「体は生物学的に男性」なのに「戸籍の性別は女性」という人間が日本に誕生する、その先の未来を、本当に法曹の人は想定しているのでしょうか?

https://note.com/mikatajustice/n/naa38c0116ef4
戸籍の性別変更の手術要件廃止申し立て、の矛盾

みかた

2023年8月31日 21:47



こんにちは。

「性別適合手術をしていないと戸籍の性別変更ができないことは人権侵害である」として、憲法違反にあたるかどうかの審議が9月27日に最高裁で行われるそうです。

現在、戸籍の性別変更するための要件は、「2名以上の医師にGID(性同一性障害)と診断」されたうえで、
①18歳以上であること
②結婚していないこと
③未成年の子どもがいないこと
④生殖機能をなくす(生殖不能手術をしている)こと
⑤変更後の性別の性器に似た外観を備えていること


以上の5つの要件を満たす必要があります。
9月に行われる審議は、この「④と⑤の手術要件が憲法違反である」と申し立てをしている、ということですね。

この特例法は2004年に施行されました。国会は「社会の混乱を防ぐため」という理由で5つの手術要件を設けたそうです。

その通りだと思います。もし例えば、男性が生殖機能を残したまま性別変更し、その後に子どもを作った場合、「戸籍は女性」かつ「子どもの父親」という存在が誕生してしまうことになります。これは社会の混乱以外の何ものでもないでしょう。



「④生殖不能手術と⑤外観手術の費用は会わせて100万以上になることも珍しくなく、体にメスを入れることに抵抗感を持つ人も少なくない。当事者からは『手術要件は過剰な負担』と立法時から廃止を求める声があった」

とのことですが…

人権を訴えるのも、自由を訴えるもの、国民として人間として与えられた権利です。人間ならば誰しもに「自由や権利」があります。
ですが同時に誰しもに「責任」があります。

自由や権利を訴えるならば、それと同じ大きさの責任が生ずると思っています。もし、その法律が通ったとしたら、社会はどうなるか?
「自分は戸籍の性別変更後に子どもを作ることは絶対にしない」と考えていても、
この法律が通ったら社会全体がどうなる可能性があるかまで、きちんと考えなくてはいけない。

それに「性別移行する」「戸籍の性別を変える」ということは、本人にとっても大変ですが、社会にとっても大変なことなのです。当事者の人も一大決心をして望んでいるはずです。

人はどんなことであっても100%自分の思い通りの自由が得られるわけではありません。人は皆、お互いが思い合って生きていくものですし、何かしらの痛みや努力は必要です。
他の病気で苦しんでいる人もたくさんいます。体にメスを入れるのに抵抗があったとしても、手術をせざるを得ないことも多々あります。
自由を得るためには、手術やそれに伴う費用は、大変でも必要なことであると、それが義務だと私は思います。

「性別適合手術をしないと戸籍の性別を変更できないのは人権侵害なのか②」に続きます。

https://note.com/mikatajustice/n/n5c743c211ea0
性別適合手術をしないと戸籍の性別を変更できないのは人権侵害なのか①

みかた

2023年8月16日 22:48



こんにちは。

昨日の「性別適合手術をしないと戸籍の性別を変更できないのは人権侵害なのか①」の続きです。

(「性別適合手術をしていないと戸籍の性別変更ができないことは人権侵害である」として、憲法違反にあたるかどうかの審議が9月27日に最高裁で行われることについて)


◆戸籍の性別変更が1番の目的ではない

そもそも性別違和を訴える人は、必ずしも戸籍の性別を変更したい人、というわけではありません。戸籍変更できなくても身体違和を解消したい人、
または手術を済ませていても、戸籍変更まではする必要がないと思っている人も少なくないです。

何よりも解消したいのは身体違和であり、戸籍の性別変更はその先にある大きな選択肢のひとつです。

戸籍の性別を変えると、生活におけるほとんどの手続きを変更していくことになります。自分の個人情報を登録してあるところの全てを変更します。
これって、引っ越しや結婚、離婚をした方なら分かると思いますが、思った以上にすごく手間ですよね。この手間が大変なので、離婚後も元配偶者の名字のままにしている人も結構いるくらいです。

さらに通常であれば、個人の生年月日と性別は一生変わることがないため、一度登録したものは固定されており、簡単には変更できないことになっているものが多いです。ここを変更するとなると手続きが混乱します。
その個人にとって固定された大事な情報であり、信頼につながるものだからです。なのでローンや保険などは特に、すんなりとは変更できないことが多いです。

自分の働いている職場や、関連する会社の人たちにもそれぞれに伝え、変更のお願いをしないといけません。なかなか言いづらいことですし、仕事のことを考えると戸籍は変更せずにそのままにする、という人も多いです。

また、当事者には誰かしらの家族や大切な人がいます。
自分の強い希望、切実な思いで体は性別移行をした。
でも、「産んでくれた両親のために」「これからも戸籍上も夫婦でいたいから妻(夫)のために」「ずっと戸籍上も自分の子どもの父親(母親)でいたいから」
といった、大切な人のために戸籍の性別変更はしないという選択をしている当事者もたくさんいます。これも自分の大事な人たちへの、ひとつの責任の果たし方だと思います。



◆戸籍の性別変更をすることへのリスクもゼロではない

そして、戸籍の性別を変えないことは、その当事者自身を守ることにもなる、という面もあります。
性別移行をしたけど戸籍の性別を変更していない人は、見た目の性別と戸籍の性別が逆です。なので病院や役所などの公的機関で、名前を呼ばれるたびに相手に説明をしないとならず、そこに煩わしさを感じる当事者も多いようです。

ですが、当事者が何か病気になって、その症状に合わせた科を受診する時には、例え戸籍の性別を変更していたとしても、元々の性別を医師に伝えないといけません。通常であっても大きな既往歴は医師に伝えないと診察に支障が出ますし、それが体の性別のつくり自体を変えているとなったら尚更です。大ごとなんです。

もし、この当事者が事故や急病に倒れ、かかったことのない病院に運ばれたとします。とても会話が出来る状態ではなかったとします。
緊急で処置にあたった医師や看護師は、その患者の元々の性別を知らないまま処置をすることになります。その時の病状が重いものであるほど、当事者の危険は増します。

まあ、これは可能性の話ではありますが、体の性別を変えること、さらに戸籍の性別も変えることは、こういった面での健康や命のリスクまでもある、ということですね。



◆最後に審議の話に戻ると

ところでこの審議、過去(2019年)にも一度行われたそうです。その時は「合憲」との決定だったそう。
これまでだったら「まさか通らないだろう」と思っていたような性同一性障害に関する裁判や審議が、今年に入ってからは実際に可決されてしまっています。

「憲法違反」となって誰が得をするのでしょうか。手術要件をなくしてしまった諸外国は、現在社会が大きく混乱しています。どうしてそこに学ばないのか。当事者たちの社会からの信頼も下がっていくだけです。

「憲法違反」にするべきではありません。

https://note.com/mikatajustice/n/nc2971e051bff
性別適合手術をしないと戸籍の性別を変更できないのは人権侵害なのか②

みかた

2023年8月17日 20:21



こんにちは。

前回にも話した、「性同一性障害職員の女性トイレ使用の判決」についてもう少し。

この原告である経産省職員の人は
「私のアイデンティティーは女性です。男と女の中間ではなく、女性です。私は男性という社会的な枠から女性という枠に移りたいだけです。そして今は社会的には女性として認識されています
と、不当さを訴えたそうです。

これ、難しいですねえ…
この「社会的には女性として認識されています」というのは、その通りなんだろうと思います。この「社会的」が具体的に何を差すのかは分かりませんが、ホルモン治療をして数年たった人だったら、普段の生活の範囲で、元男性だと気づかれることはほぼないです。

例えば皆さんも、道行く人や外出先のトイレですれ違う人の顔をマジマジと見ることはほとんど無いと思います。そしてマジマジと見ずとも、同じ空間(トイレ)にいる人たちは自分と同じ性別だと、当たり前のように思ってますよね。

男性と女性は筋肉の量と付き方に大きな違いがあり、それが体格の差となってあらわれます。なのでホルモン治療を続けていくと、元々男性だった人はみるみるうちに筋肉が減っていき、女性らしい筋肉のつき方になり、変わりに脂肪が増えます。

はじめは「こんな男性らしい体格なのに女性的になるんだろうか」と思えるような人でも、「骨格が気持ちしっかりめの、背が高めの女性」にちゃんとなっていきます。そういう人が髪を伸ばし、スカートを履き、気持ちうつむき加減で歩いていたら、ほぼ誰も気づきません。

「顔の中身」というよりも、パッと見の「シルエット」で人は相手の性別を無意識に判断してるんでしょうかね。(もちろん体だけでなく顔もちゃんと変わります)

で、話を戻しますと
このような感じで、何年もホルモン治療を続けているトランスジェンダーは、外出先で(=社会で)きちんと女性として認識されていると思います。ですが職場は話がまた別なんです。

駅のトイレなどで見知らぬ不特定多数の人たちに、自分は女性だと認識されていることと、
今までずっと男性として認識されていた職場で、一緒に働いている女性たちと同じトイレに入っていくのとは、これは全く別問題の話なんですよね。

なので何よりも当事者本人が、「自分が元男性であることを知っている職場で働きたくない」と思い、女性として転職をして、働いている当事者もたくさんいます。

それには当事者自身に転職が許される環境が整っていないといけないので、それはそれで難しいのですが、ひとつの選択肢だろうと思います。
みんながみんな、職場にカミングアウトできたり、女子トイレ使用の要請が出来る心の強さがあるわけではないですしね。



・「性別に違和感がある人に配慮してあげるために、だれでもトイレやジェンダーレストイレを作ろう」
・「自分たちは女性になりたい人ではなく『女性』なので、(だれでもトイレではなく)『女性トイレ』に入りたい」

この2つの考えには大きな溝があります。すれ違っています。そしてこのすれ違いに乗じて、「ただ女性トイレに入りたい欲望のある男性」が入り込んできます。よくない流れです。

https://note.com/mikatajustice/n/nc978e4f4ab2b
「性同一性障害職員の女性トイレ使用の判決」の続き

みかた

2023年7月30日 22:40



こんにちは。

トランス女性の人たちは、ホルモン治療開始時の
①「誰から見ても男性にしか見えない」というスタートから、
②「初対面の人には女性と認識されるが、元々の知り合いからは男性にしか見えない」という時期を経て、
③「元々の性別を知っている人にもまあまあ違和感なく女性に見えてくる」という見た目に変わっていきます。

この「初対面の人からは女性に見える」と「元々の性別を知っている人にも違和感なく女性に見えてくる」の間にはものすごい隔たりがあるんですよね。

初対面の人に女性と認識されるのは意外と困難なことではないみたいです。
自分のことと置き換えてみても、日々の日常で初対面の人とあいさつする、その度に「この人は女性に見えるしスカートもはいてるけど、男性かもしれないぞ」なんていちいち考えもしないですしね。

でも今までの性別を知っていたらそうはいきません。いくら顔が女性らしくなってきても、体格に男性らしさが無くなってスカートをはいていても、なかなか昔の面影を払拭するものではありません。人間は慣れる生きものですが、ものすごーく時間がかかります。

なので、たとえ法的に問題が無かったとしても、職場でずっと一緒に働いていたトランス女性が女性トイレに入ってくることには抵抗感を覚えるのは当然だと思います。

元々知り合いだった場合は、法的にどうのというよりも、それまでの仲の良さや信頼関係のほうが重要かもしれません。

そしてこれが、家族となるともっと時間がかかります。
外出先で女性として認識されている元夫を見て、なんで周りの人たちは元夫を女性だと思っているのか、ほんとに不思議で仕方ありませんでした笑。
家族だとどうしても客観的に見れないんですよね。

でも元夫が他人からはどう見えているかの移り変わりは実感していました。
都心の人って、元夫がまだ正直男性に見える微妙な時期でも、女性として扱ってくれるんですよね!
慣れてるのか、優しさなのか、無関心なのか、ほとんど誰も振り返ったりしません。

しかし郊外や田舎に行くと、お土産屋さんですれ違った人に5度見くらいされたり、コンビニに入ったら10代の少年がびっくりして、外にいた友達や家族も呼んで大勢で元夫を見物しに戻ってきたこともありました笑。

私も、元夫がトランスジェンダーになる前まではしょっしゅう一緒に買い物にいったり旅行に行ったりしていましたが、体の変化の途中だった頃は一緒に出かけることがつらくて、めっきり一緒に買い物や外食、旅行することも無くなっていきました。

再び一緒に外で会っても抵抗がなくなったのは離婚した後だと思います。

トランスジェンダーの人たちは、断然都心に住んだほうが生きやすいと思います。近所の方たちともほとんど関わり合いがないので、元夫も近所の方の目を気にすることもなく性別移行をしていきました。

これからの時代はどの地域に住んでいようと、都心の人たちのような振舞いが求められていくのだとは思いますが。遠くない未来には、コンビニの少年のような反応をする人はいなくなるのかもしれませんね。

ですが私としては、その5度見した人や少年の反応こそが素直な心の内だよなあ。もちろん優しさもあるけど、あまりに今って周りの人たちに無関心かもしれないよなあ、と思った出来事でした。

https://note.com/mikatajustice/n/n1c79e44fb157
トランス女性は周りの人たちからどう見えているか

みかた

2023年9月16日 21:44


こんにちは。

ついにLGBT法案が成立しましたね。
私はこの場で詳しく語れるほどの専門家ではなく、あくまでも「当事者の元家族」の目線から一意見を述べていきたいと思います。

何か法案が成立する際に、どこか(かなり)強引さや違和感を国民が感じるとき、そこに誰かの利権が大きく絡んでいると思っています。
今回の法案、可決してほしくなかったです。危惧することが山盛りなのです。

まず私は、元夫がトランスジェンダーだという立場でここまでnoteを書いてきましたので、そこと関連する「身体男性の女性スペースの侵入」から取り上げてみたいと思います。

「この前、駅の女性トイレから、見るからに男性が出てきてびっくりした」「これから公共のトイレや浴場に入るのが怖くなった」
といったことを、身近な知り合いからも聞くようになりました。

法案の中には「差別解消のための措置をする」とありますが、「女性トイレ、女湯を使わせるべき」とは書かれていません。
民間人にも何も強制はされていません。
ですが実際に恐怖の体験をした女性は増えているし、女性トイレを使った男性に「心は女性だ」と言われたら通報することも出来ない空気があります。
法案の文言も曖昧で、裁判の折などに、どうとでも解釈されそうな気もします。

そもそも多くの方が考えている以上にトランスジェンダー女性(元男性)は女性トイレにも、女湯にも普通に入っています。
この「元男性」は3タイプに分かれます。

①ホルモン治療をし、性別適合手術、戸籍変更を済ませた人
②ホルモン治療をして性別移行中だが、まだ性別適合手術をしていない人
③何の治療もしていないが、心は女性だと自認している人


①の人は女性トイレや女湯に入っても法的に問題はありません。見た目にもおそらく大部分の人は気づいていないですし、体も完全な女性なので、特に怖い存在ではありません。

②の人はグレーゾーンです。性別移行中なので、人によって見た目もさまざまです。もう女性と見分けがつかない人も、まだまだ男性が女装したようにしか見えない人もいます。
法的にも認められてはいません。
ですが、本人の心情的に男性トイレや男湯には入りたくありません。
そして見た目的に、男湯に入っても女湯に入っても、どちらもギョッとされてしまう時期です。
ここでその人によって、手術が終わるまでは我慢できる人と、我慢できずに女性トイレや女湯に入ってしまう人と分かれます。
これは昔からトランス界隈では問題視されていました。

さらに問題なのが③の人です。「本当に心は女性だが、まだ何らかの事情でホルモン治療は始めてない人、または治療するつもりのない人」
「心は女性だとウソをついて、女性トイレや女湯に入りたいだけの男性」の見分けは、第三者からはつきません。

性別適合手術を済ませたトランスジェンダーにとっては、この法案が成立したからといって、何か得になるということはないのではと思います。
むしろ、これまで平和に社会と馴染んで暮らしていたのに、事を荒立てないでほしい、放っておいてほしいと感じている人のほうが多いのではないでしょうか。

「女性トイレや女湯に入りたいだけの男性」に、入り込ませる隙や可能性をつくることにしかならないのではと心配です。

「今回の法案が可決しても、男性が女性トイレに入っても良いわけではないし、今までと変わらない。大げさだ」と思う方もいるかもしれません。
ですが、一旦どこかで風穴が出来ると、知らないうちにその穴は大きくなっていることもよくあります。

例えば現在名古屋で行われている、性別適合手術を受けていない性同一性障害の男性が起こしている裁判がありますが、もしこの訴訟が可決されたら、
現在②のグレーゾーンの人も、法的に女性トイレや女湯に入ってもよいことになります。

この訴訟の判決は来月です。法案の解釈が変わる可能性は早くも迫っています。

https://note.com/mikatajustice/n/nc722742348d5
LGBT法案が進んだら社会はどう変わっていくか①

みかた

2023年6月17日 21:40



この「LGBT法案」、非常にややこしく分かりづらいです。
メディアなどでは「女性トイレや女湯に男性の姿の人が入るかもしれない」という話題ばかりが扱われがちですが、この他にも重大な問題が多々含まれています。

◆名称が変わることによる危険性

「性自認」という名称が「性同一性」に変わりました。
「性自認」を法的に認めてしまうと「医療機関が認めずとも、見かけがどうであろうとも、本人が自認さえしていればいい」ということになるので、「性同一性」に変えた、といういかにもな曖昧さです。

ですが「性自認」も「性同一性」も英語に訳すと「ジェンダーアイデンティティ」すなわちこの2つの言葉の意味するところは同じです。そして漢字からカタカナに変わることで、何やら余計にボヤッとする印象になります。

これまで性別に違和を感じる人は、専門医療機関でカウンセリング治療を受け、精神科医2人以上に認定されて確定診断書が出されたのちに、ホルモン治療を始められる流れでした。

その中には私の元夫のように自己判断で勝手にホルモン剤を投与してしまう人もいますし、確定診断書を出してもらいやすい医療機関の情報がSNSで出回ってたりもしますが、それでも女性化(男性化)を始めるにはいくつもの段階を踏まなければなりません。

そして、精神科医から確定診断書が出ないと性別適合手術も受けれませんし、戸籍も変えることができません。

ですが法案の中に「性同一性(ジェンダーアイデンティティ)」の文言が入ることで、「性別の違和感」は「病気」ではなくなる可能性があります。
医師の判断は必要なく、自認さえしてればよいことになります。
自己申告のみで、ホルモン剤投与も、性別も変えられる道が開かれることになってしまいます。

そしてこれは最初に話した「自分は女性だと自己申告すれば女性トイレにも女湯にも入れる」にもつながっていく道です。

元夫が性別移行を始めた2018年頃にはすでに、「これから性同一性障害は病気ではなくなるかもしれない」という話は出ていました。
ですがその頃の当事者の中には、
「精神の病気なんだと認定してもらうことで、自分も心の拠り所になるし、周りの人にも『病気なら仕方ないね』と認めてもらいやすかったのに」
と、「病気」の扱いでなくなることを不安に感じる人も多くいました。

ほんの少し前までは当事者の感触もこんな感じでしたし、法改正の動きも停滞していて、マイノリティの世界なんだなという印象だったのに。
今年に入って急激に(無理やりくらいに)動きがありますね…

◆医療界や製薬会社が得をする

急激に法案が変わる時は、そこに誰かの利益が絡んでいると思っています。
このLGBT法案が通ることで、さまざまな方向の人が得をします。

ひとりの人がトランスジェンダーになると、定期的なホルモン剤投与、それに伴う定期的な検査などが、一生涯に渡って行われます。
そうでないと望む性別でいることが保てないだけでなく、もはやホルモン治療無しでは健康体でいることが保てないからです。
トランスジェンダーの人が増えるごとに、多くの医療費を得ることができます。

そして、これが医師の判断が要らずに自己申告のみで性別移行が出来るようになれば、ホルモン治療を受ける人はより増えることが予想されます。

さらに、子どもへのLGBT教育があります。
LGBT教育の内容については、また別の日のテーマにしたいと思っていますが、ジェンダー治療を始める年齢が早ければ早いほど、その人が一生涯にかかる投薬費は莫大なものになります。
子どもの頃から治療を始めた場合、その収益は1人あたり約2億円とも言われています。

医療界や製薬会社にとっては、大人が性別移行するよりも、幼い頃から治療を始めたほうが収益につながる、ということになります。
これはひとつの側面からだけを見た話ですが、この法案で1番懸念されるのは、子どもの将来が非常に危ないということです。

他にも子どもにとって危険な面がたくさんあります。
また次回、書いていきたいと思います。

https://note.com/mikatajustice/n/n96d94a00a665
LGBT法案が進んだら社会はどう変わっていくか②

みかた

2023年6月20日 21:48



ですがこれから具体的に指針や基本計画を作っていきますよ、ということです。ここが問題なんです。

未来が不安ですが、とりあえず現時点では、あくまでも家庭や地域社会の理解や協力が必要です。
ここで我々一般民間人がちゃんと理解し、学校教育でどのようにLGBT教育がされていくのかを監視していかないといけないと思っています。

法案が通ったということは、そこに予算が下りるということ。
今までも地域によりけり行われていたことですが、これからLGBT教育がより活発に始まっていきます。
LGBT活動家が学校に出入りするようになるということですね。

◆学校でLGBT教育が行われることの危険性

正式な授業の一環として、大人に
「性別に揺らぎを感じてもおかしなことではないんだよ。親に反対されても自分の気持ちを大事にして、性別を変えてもいいんだよ」
と教わるということです。

これ、不用意に自我が揺らいでしまう危険性があると思います。
男の子だけど可愛いキャラクターが好きだったり、女の子だけどズボンの方が好きな子なんて、いくらでもいます。
私も子どもの時に1番好きな色はみずいろや緑色でした。

もしそういった好みがある子は、性自認が違うのかもしれないよ、とか
クラスのあの子もあの子も、ほんとは自分は違う性別なのかもと言ってる…

そんな空気がもし、私が学生の時のクラスに流れていたら、きっと戸惑います。一瞬自分が何なのか分からなくなってしまうかもしれません。

さらに問題だと思うのは、「親に言うと反対されるだろうから、親にウソをつく方法を教えてLGBT活動家が主催する集まりに呼ぶ」こともある、ということです。
環境がそこに整っていて、不用意に背中を押されてしまう可能性があります。

◆トランスジェンダーはパス度が勝負

トランスジェンダーの世界は見かけとの戦いです。
みんな、性別を変えるならば「パス度」を何より大切にします。
「パス度」とは、他人から疑いなく自認する性別に見られる度合いのことです。

「パス度的観点」からすると、大人になって性別移行を始めるのが1番不利です。
もう骨格が元々の性別のつくりに完全に出来上がっているので、性別移行が終わっても、「パス度」はかなり人により差が出ます。

なので「もしかして自分はトランスジェンダーなのでは」と感じた時から、多くの人は焦ります。1歳でも早くホルモン治療を始めないと「パス度の高い人」になれないからです。

その心理にもつけ込まれてしまう危険性があると思います。
まだ若すぎたり、悩んでいても「思春期ブロッカー」で体の成長を遅らせることもできます。

でも安易に思春期ブロッカーで体の成長を遅らせ、数年後に「違った、あれは思春期特有の揺らぎなだけであった」と気づいても、誰も責任はとってくれません。

結局これ、私たちが「よく分からないな、けど理念法だから大丈夫だよね」と思っているうちに、具体的に進んでいくことが目的です。
気づかないでほしいんです。

法律とは「小さく生んで大きく育てるもの」と聞いたことがあります。一度法案が通れば、いくらでもその理念法を下敷きとして展開していけます。

ですが私たちは、その理念法のうちに、まだ声を上げられるうちに、
きちんと理解し、学校教育でどのようにLGBT教育がされていくのかを見つめていかないといけないと思っています。

https://note.com/mikatajustice/n/n2465c3d2e732
LGBT法案が進んだら社会はどう変わっていくか③(子どもへの影響その1)

みかた

2023年6月24日 22:28



こんにちは。

このLGBT法案、十分な議論もないまま急いで通した感がすごくありますよね。
現在、自民党で議連が立ち上がって見直しをしていますが、それって法案を成立させた議員自体が、この法案に問題があると分かっている、ということ。

LGBT当事者でさえ必要ないと言う声のほうが多かったこの法案。
なぜそこまで焦って通したのか。
そこにはアメリカの内政干渉が大きいと感じています。

◆そもそも「LGBTQ+」の名称って…

日本では「LGBT」もしくは「LGBTQ」と呼ばれることが多いですが、さらに「LGBTQ+」と呼ばれることもあるし、もう名称1つだけ見てもややこしいですよね。

性的少数者(L:レズビアン、G:ゲイ、B:バイセクシュアル、T:トランスジェンダー)ここまでは意味も理解できます。

よく分からないのが「Q」や「+(プラス)」ですが、ここにとても危険なものが含まれているんです。
「Q:クエスチョニング」は本来「性自認や性指向が自分でもはっきりしない人」という意味で、やはり性別に何かしらの違和感を抱えています。

そこまではいいのですが、それ以外にもいろいろな指向の人が含まれています。少なくとも日本では当たり前に異常性愛や犯罪ではないかと認識されているものばかりです。
その中には「P:ペドフィリア(小児性愛)」も入っています。

つまりこの「LGBTQ+」という名称には、本当に性別の違和感で悩んでいる人たちに混じって、「異常性愛者や犯罪者」が入りこんでいるということです。

◆子どもを守りたい

「社会的弱者であるマイノリティーの権利を守るもの」「差別を無くすもの」であるはずのLGBT法案が通ることで、
これまで「異常な性癖」とされていたものや「異常性愛犯罪者」が
「自分たちも変態ではなく普通のことなんだ。犯罪ではないんだ」と、紛れ込んでいかないかが心配です。

そしてこの「異常性愛者」は子どもを狙っています。
そこには必ず国際的ビジネスも絡んできます。

話が飛躍しすぎていると思う人もいるかもしれません。
まだまだ日本では考えられないことですが、アメリカなど世界では現実に起こっていることです。

児童虐待と児童性的人身売買を描いたノンフィクション映画が公開されるそうです。
「Sound of Freedom(サウンド・オブ・フリーダム)」
https://www.bitchute.com/video/pbnGz1uiImrQ/
今、特に中南米で児童誘拐が急増していて、その多くがアメリカに売られていくそうです。
そこには「LGBTQ+」の中に含まれている「P:ペドフィリア(小児性愛)」が大きく絡んでいます。

そしてこれは決して他人事ではなく、日本でも子どもの行方不明者が急増しています。年間14000人もいるとのこと。

「社会的弱者の権利を守ろう」とする中に、いつの間にか社会が性犯罪に寛容になっていく危険性が隠されています。
特に子どもが危ないのです。守らなければなりません。

https://note.com/mikatajustice/n/n6c7a9cfe44a8
LGBT法案が進んだら社会はどう変わっていくか④(子どもへの影響その2)


みかた

2023年6月28日 22:55