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上海ロックダウン、生活・生産情報一覧(5/19日発表情報)

感染状況

・5月18日の新規感染者数は719人(確定82人、無症状637人)、前日より減少。新規死亡者数は1人で前日より減少した。
・感染者は全員、隔離区域で発見。

▲新規感染者数推移(赤:確定|黄色:無症状)
  

交通関連

・5月22日から順次、区を跨ぐ公共交通機関を復旧。まず地下鉄3、6、10、16号線と273本の路線バスの運行を再開予定。

・地下鉄の駅やバスに「場所コード」が貼られ、乗車の際にコードのスキャンが必要。同時に緑色の健康コードと48時間以内のPCR陰性証明が必要となる。

・自家用車や、タクシーの再開はまだ検討段階。

・高速鉄道は上海発着の列車を増加


企業・生産関連

・上海港における1日のコンテナ処理量は、通常水準の9割まで回復。浦東空港の1日の貨物処理量は、通常水準の7割まで回復した。高速道路経由で運ばれる上海での出入り貨物トラックの数は、通常水準の3分の2まで回復。

・5月末までに、完全寝泊まり式と半寝泊まり式で企業の稼働を再開させる予定。6月上旬から稼働を再開する企業を拡大し、感染リスクのない区域では、企業から住宅までの通行の復旧を行う。 


宅配便関連

・5月18日時点で宅配便の集荷と配達業務は、通常水準の5分の1まで回復。

・宅配便企業の仕分けセンターと配達拠点は順次復旧しており、現在仕分けセンター20箇所が運営を再開。6月上旬〜中旬にかけ、全ての仕分けセンターと配達拠点を復旧させる計画だ。

・個人向けサービスも順次回復しており、EMSは政府ユーザーと一部の協議顧客の重要ファイル、領収書、貴重品に限り宅配便サービスを再開。他の宅配便企業も個人向けサービスを順次再開し、6月上旬には全面的に復旧する見通し。


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