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上海ロックダウン、生活・生産情報一覧(5/11発表情報)

感染状況

・5月10日の感染者数は1,487人(確定228人、無症状1,259人)、前日より減少。感染者は全て隔離区域で発見されており、再び市中感染ゼロ(社会面清零)達成となった。

・新規死亡者数は7人、前日より1人増加。

・徐匯区が市中感染ゼロを達成。現在8つの区(奉賢、金山、崇明、青浦、松江、普陀、嘉定、徐匯)と浦東新区の一部の町が市中感染ゼロをほぼ達成した。

▲新規感染者数推移(赤:確定|黄色:無症状)

・5月10日時点の封鎖区人口は208万人、管理区は324万人とどちらも前日より減少。警戒区は1,797万人で前日より増加した。

・市政府は上海の防疫が重要な段階に入ったことを発表。「新規増加の減少、後戻り防止」の措置に一定の成果を得たが、まだまだ不安定で後戻りするリスクがあるため、引き続き措置を細かく、全力で市中感染ゼロを達成すると発表した。


企業・生産関連

・上海ロックダウンでサプライチェーンが分断し、4月における中国の自動車生産台数は前年比41%減少。販売台数は前年比36%減少した。そのうち電気自動車の販売台数は、前年比78%増加しているが、市場予想を下回る結果となった。
また、テスラの4月販売台数はわずか1,512台で3月より98%と急落している。


生活関連

・ロックダウン前に予約した手術がロックダウンにより延期となったことに対し、市政府は「緊急手術については、病院は継続して実施している。」と表明。緊急ではない手術は現在、3月初旬の2割まで復旧したと発表した。



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