まきちらし寿司
一ヶ月経っても着地できなかった下書きがあるので、ここらで1つ放出してしまおうと思います。昨日やっっとテストが終わって、本当に大コケをしてしまったのでそれについては話したくないのですが、打ちひしがれかけた時に「そろそろ挫折したかったんじゃない?」と思った途端に大丈夫になりました。だから挫折になっていないので、次の挫折でもこの戦法が使えてしまうかもしれません。自己中な戦法ですけどね。ちょっと懴悔。あと痛覚が生存に必要みたいな感じだったら問題だけど。とにかくテストまでミニ日本語デトックスをしていて、そんなに厳しくはしなかったのですが今は開放感に包まれております。それでは以下、一月前の思考ですがよろしければ。
内容に自信がないと字がきれいになるな、とずっと思っていたのですが、もしかして化粧も同じだったかも、と最近やっと化粧をするようになってからふと思いました。きれいな字ですてきなことを書く人たちにたくさん出会えたからね。また朝が早い生活に戻ったらどうなることやらわかりませんけど。
お米を研ぐという行為の儀式性ってなんだろうと考えていました。それはお米に対する水の量が少ないほど増すような気がするのですが、水が全くないとかえって失われるから不思議です。あと、研ぐ器の底面積が小さいほうが良い。濡れた米粒が摩耗して濁る過程、洗礼みたいな、清めの儀式みたいなものかと想像しますが、そんなに直接的なところではない気もします。儀式性という言葉と相まってギシギシしたイメージがあります。そして濁った水を植物にあげると元気になるといって庭にあげていた祖母のイメージも付随します。今もそうしているのかな。それから、想像以上にお米が水を吸うんです。しばらくして見ると、お米の体積がぐっと増えて水だけ張られた部分が明らかに減っているのです。そして色もなんだかより白くなっているのです。もやしの根切りをするときにほんの少しだけ同じ感覚を味わえるので、白い食べ物の下ごしらえというところに何か埋まっているんでしょうか。
話は変わりますがこの間アメリカの子に、「あなたのお米は甘い匂いがする」と言われました。考えたこともなかったけれど、たしかに日本のお米って他のより甘いかもしれません。私のだって近くの中国系のお店で買ったもので、sushi rice の文字と「東北米」という中国のお米の名前が併記してあって信用ならないものですが。味はおいしいです。でも、ずっと冷凍してあったお米をチンして食べたらなんだか意味が分からないくらいおいしかったので、あれは最初に荷物と一緒に送ってもらった貴重な3kgの最後の生き残りだったのかもしれません。
2023.12.17
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