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マンゴーの実と猿の王様

大きなマンゴーの木になる実を食べている猿たちの中で、悪い猿が王様の猿に怒られ、マンゴーの実を1つ川に投げつける。
欲張りな人間の王様が川の下流で実を拾い、食べてみると気に入り、兵隊を連れて上流に探しに行く。
山奥でマンゴーの木をみつけた王様はかごいっぱいに実を詰めると、夜に実を食べに来た猿たちと取り合いになる。
猿の王様は兵隊に木のてっぺんに追いやられた猿たちを体を張って逃がすが、矢で打たれ死んでしまい、その様子を見た人間の王様は改心して立派な王様になる。

インドの民話

猿の王様はお釈迦様、悪い猿は敵役のデーバダッタの前世の姿として扱われている。

物語の類型
「人生のヒント」

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