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ちょうふく山の山んば
村人が十五夜の晩に月見をしていると、急に雷が鳴り雲の中から「ちょうふく山に住んでいる山んばが子どもを産んだので餅を持ってこい。」という声が聞こえ、餅をつく。
誰も届けたがらないので、物知りのおばあさんが怖がる若者を従え向かうが、途中で山んばの声に驚いた若者に餅と共に置き去りにされる。
おばあさんは手ぶらで山んばの家にたどり着き、餅は途中に置いてきたと伝えると、山んばの子どもが取ってきて餅を一緒に食べる。
山んばに気に入られたおばあさんは21日手伝いをし、村に帰ると伝えるとお礼にキラキラ光る錦の織物を土産にもらい、村人たちに分け与えたが全然減らず幸せに暮らす。
秋田県の昔ばなし
物語の類型
「危険回避」「善人が報われる」
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