見出し画像

絵姿女房

美人な妻の顔を一日中見て働こうとしない兵六に、妻が似顔絵を持たせ、働くよう促す。
畑で似顔絵が風で飛んでいき、それを見つけた殿様がモデルの妻を城に連行する。
妻は去り際に桃を育てるよう伝え、兵六は3年後に実った桃を城に売りに行き、城で笑わなかった妻がその声を聞いて初めて笑う。
それを見て喜んだ殿様が、兵六と入れ替わり桃売りの格好をして城の外に出たところ、門番に気付かれず追い出され、二人は城で幸せに暮らす。

鳥取県の昔ばなし

物語の類型
「危険回避」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?