たのきゅう
役者をしているたのきゅうが旅先で母の病の知らせを受け、村に帰る途中で日が暮れるが山奥へ進み、大男に出会う。
大男はたのきゅうが名乗るとタヌキと勘違いし、大蛇の正体を表し、タバコが嫌いだと打ち明ける。
無事に峠を越えたたのきゅうはふもとの村でうわばみの秘密を話すと、村の衆は大勢で山でタバコをふかし、うわばみはのたうち回る。
うわばみはタヌキの仕業と仕返しに嫌いと聞いていた大判小判を投げ込むが、たのきゅうは大金持ちになり村へ帰り、母の病も治り幸せに暮らす。
山梨県の昔ばなし
落語にもなっている
物語の類型
「危険回避」
類似
孝行坂
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