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しっぽの釣り

ウソつきで怠け者のキツネが大雪の冬にお腹を空かせていると、魚を捕まえているカワウソを見つける。
人のいいカワウソはキツネに魚をあげるが、満腹になったキツネの態度でいつもひどい目にあわされているのを思い出し、仕返しを考える。
魚の取り方を聞かれたので、寒い夜に湖にはった氷の穴にしっぽを垂らして長い時間をかけると大物がつれると教える。
キツネは言われた通りにしてみると、しっぽが抜けなくなり、力まかせに引っ張るとしっぽが切れてしまう。

富山県の昔ばなし

物語の類型
「善人が報われる」「危険回避」

類似
ウサギとカメ
キツネとタニシ
イタチとネズミの寄合田
人間に助けられて恩返しするバージョンあり

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