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天狗の隠れみの

彦八という知恵のある男の子が、竹筒を望遠鏡のように遠くが見えるふりをして、おびき寄せた天狗の着ると姿が見えなくなるみのと竹筒を交換する。
彦八は隠れみのを着て逃げると、町で姿を消していたずら三昧。
家に帰って眠り、朝起きるとおばあさんに汚いみのだと燃やされるが、残った灰を体に塗り姿を消して、またいたずらをする。
灰が口の周りをなめて取れたり、汗で流れたりして正体がばれてしまい、みんなに散々とっちめられる彦八を天狗は竹筒をのぞいており大笑いする。

熊本県の昔ばなし

大分県では吉四六

物語の類型
危険回避

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