春伊とヒキガエル
お父さんと二人暮らしの働き者の春伊という女の子が痩せ細ったヒキガエルにスープをあげていると、お父さんが畑で倒れる。
春伊は必死に働くが、生活するのにやっとなので、怪物の生け贄になる約束でお金をもらいお父さんを医者に診てもらう。
春伊は山奥の寺にたどり着き薄暗い部屋にそっと座ると大蛇があらわれ、あとをつけていたヒキガエルが立ち向かうが大蛇に飲み込まれる。
ヒキガエルは大蛇の喉の中でお腹を膨らませ大蛇と共に死に、助かった春伊は病気が治ったお父さんとヒキガエルを丘の上に守り神として奉る。
朝鮮の民話
ヒキガエルがスープを飲んだり、冬になってトウモロコシの粉が無くなるのが独特
物語の類型
「善人が報われる」「恩返し」
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