聞き耳ずきん

おじいさんがしばかりの帰りに足の悪い子ギツネに木の実を取ってやると、数日後に山道で再会し、キツネの家に案内される。
おじいさんはキツネの家で病気の母ギツネにお礼に赤いずきんをもらい、帰ってずきんをかぶって薪割りをしていると鳥や草木や動物たちの話声が聞こえる。
おじいさんはカラスが話している長者の娘の病気の原因を聞き、長者の家に行きくすのきの上に建てた蔵をどかすよう伝える。
長者はすぐに蔵をどかすと娘の病気は治り、おじいさんはもらったお礼で油揚げをどっさり買い、キツネたちに届ける。

岩手県の昔ばなし

恩返しに恩返しするパターンが気持ちいい

物語の類型
「恩返し」