四丁目のアンナ
好きなバンドのボーカル渡辺諒さんが「良すぎて嫉妬する」と紹介していたバンド"四丁目のアンナ"
私が知ったのはつい最近だけど、とにかくボーカルの声と独特の世界観が唯一無二のバンド。
1度目の衝撃が『怪獣』
私を嫌って 早いとこ嫌いになって
このままいたら私たち壊れちゃう
私を嫌って 今すぐに離れて
このままいたら私たち壊れちゃう
ー 『怪獣』 四丁目のアンナ
このままじゃダメだと分かっている自分、分かっていてすんなり離れられるなら苦労しないし悩まない。心地よさから抜け出せない貴方から去ってもらう他どうしようもない、「私を嫌って」と懇願するしかない所まで浸かりきっている。
いざ願い通り嫌われて貴方がいなくなった時、どうしようもない哀しみに泣きながら「これで良かったんだ」とか言うのかな?続編ソングとかでないかなぁ〜。
ボーカル凜佳さんの、凛としつつ時折儚さもある声がとてつもなく綺麗でもうはっとするような、語彙力皆無なせいでこの素晴らしさを綴れないのがもどかしいけど、とにかく聴けば分かる。私は聴いた瞬間惚れて、趣味の合う親友に今すぐきいて!!!って布教した。今すぐきいてくれた親友も案の定ハマり、夜通し感想を言い合っていたくらい。
2度目の衝撃が『ラブホテル』
先月の生配信アコースティックライブ、カバー曲のトリに歌ってくれたのがクリープハイプの『ラブホテル』
私はクリープハイプが好きだけど、あれは完全に本家超えしていたと思っている。
涼しくなった夏の終わりの夜を思わせるような、演奏と歌声がマッチした綺麗な空間。
YouTubeにアーカイブがあって、55:03〜圧倒されるから見てほしい。
夏のせい 夏のせい 夏のせいにしたらいい
それでもダメなら君のせいにしてもいい
これから季節が冬になってしまったら誰が
温めてくれるんだよ 今でも忘れられないよ
ー 『ラブホテル』クリープハイプ
夏も君も過ぎ去って、君を求める言い訳がなくなってしまって、一線を引いたのは自分なのに踏み込んでしまったのも自分。
「今でも忘れられないよ」の破壊力。この曲まるで凜佳さんが実体験から書いたみたいに自分のものにしていて、もうライブをみているというよりノンフィクションドラマみたいだった。ここ最近で一番心打たれた。
関係ないけどボーカルの凜佳さん、個人的に芳根京子ちゃんをおしゃれ顔にした感じがする。
まだまだ知らないことが多いけど、好きなアーティストに出会えて嬉しかった備忘録。
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