思い込む力
清志郎が亡くなったころの話。思い込む力もう一回信じてみようと15年前の自分に教えられました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
電動自転車が世に出始めた頃、バイトのNさんが実家の電動自転車にのって仕事場にやってきた。
初めてみる電動自転車に、興味津々な一同、われさきに乗ろうとするスタッフを制して、まずはこの僕が試乗。
おそるおそる一歩ペダルをこぎだす、スピードがあがる、 調子に乗ってぐいぐいこぐ。
やあ気持ちいい、風を切って走る僕。
すごいよ。さすが電動は軽いね。 自転車とは全然ちがうよ、
あの、 まだ スイッチが入っていないんだけど。
こんなこともあった
屋外イベントに出店したときの事。
開催中はなんとかもっていた天気であったが、夕方になってとうとうぽつりぽつりと雨が降って来た。テントを撤去する頃には雨脚が強まりすっかり本降りに。
でも僕はへっちゃら。 なぜなら 真っ赤なパタゴニアのレインコートを着ているから。
雨なんてどうってことないさ。さっさと片付けようぜ。
あの、それレインコートじゃなくてウインドブレーカーじゃないかな。
そういえば少し水分がしみ込んでいる様な。
というか 服びしょびしょじゃん。
さっきまでご機嫌だったのに、魔法がすっかりとけてしまったウインドブレーカーはべっとりと僕の体にまとわりつき、惨めな気持ちのままテントを片付けた。
思い込みに思い込みを重ねて僕は毎日生きている。
僕の夢は 世界平和です。
清志郎が言っていた。
世界平和って口にするのは簡単だ、そして少し照れてしまう。
でもまっすぐな目で 夢は世界平和っていう清志郎をみていたら 僕も夢は世界平和って言ってもいいかもって思えて来た。
とんちんかんな僕の思い込む力が もしかしたら ちょっとくらいは役に立つかもしれない。
そしてみんながそう思えば簡単なことだよね。
清志郎についてはいつかまた心の整理ができたら書きたいなあと思っています。
サンキューベイベー 清志郎 愛してます。
zushi
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?