夢の毎月配当生活を月2,300円から!その5

お待たせした(別に待ってない)

これまでの記事はこちら(長かった・・・)

最後に、年6回奇数月に分配される国内ETFのトリを飾るのは、

2236:グローバルX S&P500配当貴族ETFです!


またまたグローバルX、いや別に何でも・・・。

それにしても、「配当貴族」というワードをどこかで見たような気が。

気のせいではなく、東証マネ部で銘柄検索をしたら、2016年から上場していた老舗のETN(ETFじゃないよ)2065:NEXT NOTES 日本株配当貴族
(ドルヘッジ、ネットリターン)がありました。

2065はETNにしては乖離率が0.5%近くありますし、そもそも管理費用が
0.85%とバカ高。
(AFKヴァンエック ベクトル アフリカ インデックス:0.98%よりマシ)

おまけに売買の口数が子どものおつかいレベル・・・。
運用開始から8年経過した現在でも、残存償還価額総額に至っては16.7億円と
1口3万円からで誰が買うんだか(買っているに人はごめんなさい)

すっかり記憶から落ちていて、「配当貴族」のワードだけ覚えていたのがせめてもの救い。

話を戻しまして、2236はグローバルXにしては珍しく至って普通のETFです。
S&P500の構成銘柄のうち、25年以上連続して増配を継続している銘柄を狙い撃ちしている都合上、信託報酬は0.3025%と高め。

それでいて、分配金利回りはわずか1.55%と、普通のS&P500に比べて0.5%
ほど分配金の利回りを上回っているものの、信託報酬差(国内のS&P500 ETFで税込最安0.066%)を換算したら実質0.2%程度の優位しかありません。

普通のS&P500に比べてリターンが劣ることは大いに予想でき、現役世代が積極的に買うべきETFではありません。

どちらかと言えば、給与テーブルが頭打ちになった50代の会社員がリタイア後を考えて手を付け始めるくらいが丁度良いのでは。

そもそもS&P500に高配当を求めるのが本末転倒な気がします。
(ここまで伏線)

ここはあえて増配株イコール安定志向の株と捉え、なんちゃって低ベータ(低ボラリティ)役を努めさせるのは割とイケそう。

分配金は1口あたり3~4円と、最低でも4口は買わないと奇数月に
「うまい棒」1本すら買えません(8口でチロルチョコ1個)

組入は2024/4/12時点で68銘柄
セクター割合は資本財・サービス(22.59%)、生活必需品(22.03%)、素材(10.95%)の3セクターで過半数を占めます(月次レポートより)

米国ETFで増配株目当てのセクター投資をしたいときに一つの目安になりそうです。

パフォーマンスにおいてはS&P500と比べて、それほどアンダーパフォームしていないどころか、ある期間においてはドローダウンを抑えています。
(2236は設定日が2023年1月とまだ出始めのため1年しか比較できませんが)

意外にもそれほど悪くないかも(手のひらクルクル)