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「いい人」評価の重圧で、しんどい。

時計を見ると、あと30分で18時。明日が提出期限の手順書作成も何とか完成の目途がついた。気持ちを軽くしたその時、いつも作業が遅れ気味の後輩のことが気になる。机の上にはキングファイルが山積みに。なんとなく気になって話しかけ、できる範囲で手伝うことに。1時間だけ残業するか。そんなとき必ず彼女はこう言う。「いつも助けてくれて、すみません。本当にいい人ですね。ほかに誰も頼れなくて。。」私は、彼女を放っておけなくてつい、声をかけてしまう。

会社への忠誠心からか、職場では”役に立とう”と意気込んでしまい、残業してまでお手伝いしてしまう「いい人」の顔。どうやったらやめられるのだろう。

「いい人」をやめる方法を、福原∞めぐみが教えます。

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心にいる、”八方美人”を少しだけ休んでみる!

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元凶は、「周りからよく見られたい」という自尊心と、「奉仕は素晴らしい」という一般論に囚われていること。

本当はやりたいことではないのに、気が付いたら、奉仕している人は、いい人評価に縛られている人です。

この状態が続くと、身体的な異変として、長時間労働につなり、心身ともに疲労が現れます。思考の異変としては、”自分が本当にやりたいこと・本心”を見失った状態になっていきます。

この状態を放置したら、どんな未来になるでしょうか?

明るい姿のあなたは見えますか?

最悪の未来に行きたくないですよね。

私に賛同されたなら、今、あなたの心に占めている”八方美人の癖”をしばらくの間、STOPしてみてください。

作業が一杯いっぱいで苦しんでそうな人がいたら、それは、その人の人生のステージを充実させるチャンスでもあるのに、誰かが手伝ってしまうと、そのチャンスを奪ってしまうんだ、ということを理解しましょう。

何も声をかけないで、あなたが先に帰ったとしても、会社は何も言わないし、あなたに非はない。

仕事が終わらなくて困っている人がいたら、優しい言葉をかけるだけでも十分、あなたの気遣いは伝わっていますよ。

「あまり遅くならないように、適当に切り上げて帰ってね。じゃ。」
「今日、あんまり時間なくって。今度、一緒にランチ行こうね。」