上司にゴチャゴチャ言わせない!夏季休暇の取り方
”夏休みを取りたいけど、申請したら理由を色々聞かれたり、いろんな理屈付けられて、取れないかもしれない。。。”
そんな人に向けて、無理なく休みを取る方法を、福原∞めぐみが教えます。
”あくまでも、事務連絡” の姿勢で対応する。
元凶となるのが「私だけ休むの、悪いかな。。」という、気遣い・お人よし感。
根が真面目な人ほど、休むことへの罪悪感があります。
しかしながら、会社としては、働基準法第39条により、従業員への年次有給休暇の付与が義務づけられています。また、2019年からは、有給休暇5日の取得義務も課せられました。これは、従業員に対して年に有給休暇を最低でも5日は取得させないといけない、ということです。(守られていない事業所は、労基署から指導が入ります。)
ですので、気兼ねすることなく、休暇の申請をして休んでください。
と、言われてもやっぱり抵抗がある人に、私がやっている、休暇の取り方をお教えします。
1.メールで通知
休む日だけをメールで上長に連絡します。「休む理由」は記載する必要ありません。気になる場合は日付の下に「※私用のため、有給を取得」くらいでいいでしょう。通院のため、旅行のため、帰省のためなど、理由の通知は不要です。逆に、色々聞かれるので、省きます。
2.カレンダーにスケジューリング
共通のカレンダーが職場にある場合は、「休暇」の印を設定します。
3.事前に相談が必要な職場の場合
「〇~〇、休みます」と、休む日を伝えます。1.メールの時と同じように、アレコレ理由を言わないよう、心にブレーキをかけて話します。特に相手のペースに巻き込まれやすい場合は、毅然とした態度で、用件だけ話します。
4.「休む前」、「休み中」、「休み明け」の仕事のダンドリ
【休む前】自分しかできない仕事に集中して片づけます。自分が不在のときに困る人が出てくると、休み明けに嫌味を言われるので、そこをしっかりカバーします。
【休み中】その間に自分の代行を立てる場合は、早めに段取り、上長とも話を付けて、引き継ぎます。お願いの仕方は、「最低でもここまでやって下さい。あとは、休み明けに私がやります。」という気持ち。代行者はピンチヒッターで、作業の責任者は自分であることを表しましょう。
【休み明け】すぐに仕事に取り掛かれるよう、手帳にメモをしておきます。立ち上がりが早いと、信用が増し、次回の休暇も取りやすいです。
休み前、休み明けにしっかり立ち回りができていれば、職場で休暇をとることを引き留めることはありませんし、自分の好きな時に休暇は取れます。
PS、職場へ「お土産」は、いるの?!
お土産を買う必要などありません。日本では未だに職場で個包装のお菓子を配る習慣がありますが、そんなもの昭和時代の話です。人によっては、「旅行の自慢」に感じたり、ダイエットしていたら迷惑です。「何か下心がありそう」と思う人もいるくらいです。
お土産は、本当に仲が良い人に、喜んでもらえるものを贈るようにしましょう。