植物に詳しくなりすぎた母から学んだ、スキを積み重ねること
毎年恒例、「母の日の植物」クエストに取り組んでいます。
花や観葉植物がとても好きな母は、フラワーアレンジメントはあまり喜びません。
どちらかと言うと花の苗や鉢植えを喜びます。
しかも、一般の人にはわからないような植物を好み、毎回本人に聞かないと喜んでもらえるプレゼントにならないのです。
今年も探すのが大変そうな花を見事にリクエストされました。
「花好き」の方には知られているものかもしれませんが、私にはいつもなぞなぞを頼りに探索に出る気分です。
どうしてこんなに詳しいの?
「何年か前にAさんの家に○○の花があったよね」
「あの道に○○が植えられていた」
母の思い出話は花を中心に語られます。
ビックリするほど花に関する記憶力の高い母。
旅行先で覚えているのも花が中心です。
どうして何年も前の植物の話を覚えているの?
そんなにたくさんの名前をどうやって憶えているの?
普段はふわふわした人ですが、植物に関してこれほど高いパフォーマンスを発揮してくるのか気になりました。
それがタイトルの「スキを積み重ね」た行動の結果だと、ようやく気付いたのです。
母のメモは学習の基本が詰まっていた
ある時母がメモを見せてくれたことがありました。
自分の知らない花に出会ったときには、必ずメモをするようにしていたのです。
花の名前
種類(科目?)
これらは必ずメモをして、その他知ったことなど、ちょっとした情報もメモにしていました。
ついでにスマホで写真も撮ります。
名前と花と葉など、特徴がわかるような場所をセットで撮影しておきます。
これらをたまに見返しているそうです。
ちなみに、出会ったけれど名前がわからないい花はスマホで写真を撮っておき、名前がわかったタイミングで目元紐づけしていました。
これはとても記憶に定着しやすい学習サイクルなのではと感心しました。
自分にとって重要なことをメモしておく
新しい発見のたびに紐づける
たまに見返す
人の脳は関連付けにより、記憶力が強化されると聞いたことがあります。
母のメモは、関連付けと復習が見事に体現されていました。
好きなことだからこそできた積み重ね
母は仕事自体は好きですが、それほど熱心な質ではありません。
好きなことを覚えたいからコツコツ行動できたのでしょう。
好きなことに取り組む時、人の発揮する力ってすごいものだなと驚いたエピソードです。
あなたの好きなことは何ですか?
周りに好きなことを楽しんでいる人がいるなら、行動に目を向けてみると、面白い発見があるかもしれません。
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