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台湾旅行 2020年1月はじめての台湾🇹🇼

台湾入国


飛行機の案内が終わり席を立ち、通路を抜けてCAさんに挨拶して飛行機から降りると空気が変わります。

「空港に降り立つとその国の発酵食品の匂いがする」

よく言われてるけど、
私にとってはどの国も大きな違いはなく懐かしい匂いがするのです。

入国審査では少し並んでいたけど、そんなに待つこともなく順調に通過して、荷物がすぐに出てきたので受け取って税関を抜けると、多くの出迎えの人たち。

私たちには見向きもしません。


台湾に着いて最初の買い物といえば、

「悠遊カード」

交通費が割引になるだけではなく、コンビニなどで電子マネーとしても使えるのです。
すごく便利なので早くから使いたいので、コンビニを探して右へ左へ。
空港のコンビニだと多くの種類は置かないのか、たまたま売れ残っただけなのか、3種類くらいしか見つからない。
1時間くらいかけて探したけれど、心に響く悠遊カードがなくて別の場所を見てみることになりました。

台湾といえばタピオカ。
いまさらかと思われるかもしれないけど、私たちには流行りにのるのもタイミングなのです。

「台湾に着いたら絶対に飲み比べしてやる!」

それはもう、かなりの意気込みで私たちは盛り上がってました。
空港から台北へ向かう桃園空港MRTの機場第一航廈站(空港第1ターミナル駅)の改札口手前に発見したお店。

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『CoCo都可』

慌てて飛び込んで注文。

「とりあえず黒糖ミルクで!」

はじめての本場のタピオカミルクティーを受け取り周りを見渡して気づきました。

改札手前で買ったばかりに飲み切るまでここから動けないことに。

しかも意外とデカい!


台湾は改札を抜けると飲食禁止の路線がほとんどで事前に知ってはいたけど、
テンションが上がりすぎてたのかもしれません。
お店の向かいにあったトイレの入り口近くでティータイム。


ミルキーで甘くてすごく感動しました。

日本では『快可立』を飲んだし、韓国では『貢茶』を飲んだ、
ようやく本場台湾で飲めたので1番印象に残りました。

どの店も世界展開してるから、台湾じゃなくても飲めるけど、やっぱり現地で飲んだ方が楽しめます。


MRTで中心部へ


少し急ぎ気味にタピオカミルクを飲み干して、電車の切符を買います。
日本から用意していた『悠遊カード』のチャージと『トークン』と呼ばれるプラスチックでできた青紫色のコイン型の切符を買って月台(ホーム)に向かいます。

カードにしろトークンにしろ、かざすだけで良いので便利です。
ただ、出る時にはトークンを投入して切符みたいに回収するようです。


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空港線は日本の急行にあたる直逹車と普通車があって、私たちがホームに着くと、2番のりばに青いラインの塗装がされた普列車が止まってたから、1本見送って直達車に乗ることにしました。
どう見ても外国の人たちが普通車に乗り込んでいくので不安になりながらも掲示板や車体の色を確認して次に来た紫色のラインの直達車に乗り込み、空港線の列車ではよくあるドア付近の2段になっている荷物置き場にスーツケースを置いてそれをいつでも確認できる席に座りました。

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ドアが閉まり、少しずつ列車のスピードが上がり、やがて外の景色が見えると窓に釘付けになりました。
野を越え山越え谷越えて、街が見えたり森が見えたり、また街が見えたり。
40分くらいの鉄道旅だけどいろんな景色が見られて夢中になりました。

1度もスーツケースを確認する事なく。


台北駅


適当に歩いて適当に地下街を散策して適当に台北駅の吹き抜けの広場につきました。
今でもどんな道を通ったのか思い出せません。
広場では、市松模様みたいな白黒のマス目状の黒いタイルの上にだけ人々が座っています。
噂通りの暗黙のルールを生で見ることができました。

ごく稀に破天荒な人が白いところに座っています。


台北駅で私たちのしたいことは3つ。

①空港で買いそびれた『悠遊カード』を買うこと。
②穴場で『雞排(ジーパイ)』を食べる。
③早くもお土産探しをする。

台北駅のコンビニを巡り、あちこち探すと最後に納得のいくものが見つかって購入。
これで2人分の『悠遊カード』が揃いました。

それと同時進行で台湾といえば『雞排』
日本でも有名で人気がある士林夜市『豪大大雞排』という店のものを食べたいけど、どこも混んでてすごくならぶみたい。ここ台北駅では穴場らしくならばずに買えるらしいとのことで、旅行前に動画で確認した場所に行くと水色の看板に白い文字で豪大大雞排と書かれた店がありました。
確かに誰も並ばず空いてました。

すぐにかけよって注文。

「辛いのにする?辛くないのにする?」

どっちが通常の味で人気があるのか見当がつきません。
こんな時は当然両方注文します。
辛いのが苦手な妻が辛くないものを食べて、私はほぼなんでも食べられるから辛い方を食べます。

辛くない方の雞排は意外にクセがなく鶏肉そのものの味を楽しめる印象で妻もものすごく気に入っていました。
辛い方のジーパイもクセはないけど五香粉の辛味と匂いがあって私はこっちの方が台湾感が強くて好きでした。

どちらもボリュームがあってかなりの食べ応えがあるので、動画などで見てるとほとんどの人は2人で1個だけしか注文してなさそうです。
食い意地が張ってしまいました。

台北駅の最後のミッションのお土産探しでは2階にエスカレーターで昇ってぐるっとひと回り。
ひときわ目立つピンク色のお店『一之軒』。
パンとお菓子のお店でテレビ番組でも取り上げられて気になっていたので、ヌガークラッカーを2袋購入。
台北駅には他にもお土産屋さんやフードコートも充実してて長い時間滞在しました。

ほどよい時間になり、ホテルにチェックインできる様になったので宿に向かいます。

迷った、というほどでもないのですが少し道がわかりづらかったので確認します。
台湾では地図を開いて現在地と目的地を確認しただけで声をかけてもらえます。

「May I help you ?」

台湾の人たちはとても親切です。
困っている人がいると率先して助けてくれようとします。
台湾にしても韓国にしても良い人たちが積極的に声をかけてくれるので、文化の違いというか、人々の思いやりの方法が違うんだと感動します。

日本では求められるまでは助けるのを待つ人が多いですし、それもひとつの思いやりだけど、人と人の距離が近いことが外国に来たんだと感じるできごとのひとつです。


台湾や韓国のように良い人が声をかけてくる国もありますが、日本も含めて多くの国では声をかけてくるのはなんらかの目的がある場合や良い人ではない場合が多いので、ちゃんと観察して見極められるようになりたいです。


台湾で声をかけてきてくれたのは50歳前後の男性で、ぱっと見は学校の先生という感じで神妙な面持ちで困っているか聞いてきました。

「途中まで一緒だから案内してあげるよ!」

予約したホテルがある劍譚に向かうため淡水信義線のMRT乗り場に向かいます。
善意の男性は途中まで一緒に来てくれて、
「あっちだよ!」
って言って去って行きました。

その後が迷路でした。
案内は突然に無くなるし、詳細な地図は無いしで不安でした。
しかし台湾は親切な人が多いので案内してもらいながら無事に着くことができました。
淡水信義線の臺北車站から劍譚まで5駅、景色を楽しみました。
特に印象に残っている景色の中に舞い込んだのが圓山大飯店。
下調べの時から気になってたけど迫力のあるたたずまいです。


劍譚に到着



ホテルは駅から近く徒歩1分らしいので歩きながら探すとシックな色合いのホテルを発見!
新しいホテルなのでキレイでオシャレな雰囲気です。


チェックインを済まして部屋に荷物を下ろしてゆっくり休憩します。

テレビを見てみようとリモコンを手にしてみたものの、さっぱり反応しません。

どうしたものかといろいろ見てみると、あやしげな差込口があったので充電器を差し込んでみることに。


どうやらバッテリーが切れてたみたいです。

満タンに充電しておいたから次に泊まる人は快適なはずです。



荷物を置いて土産物を買いに出かけよう!

今日は買い物三昧だ!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。読んでいただいた方が少しでも楽しめる様に、いろいろなことを体験していこうと思います。サポートしていただけると、とても励みになります。よろしくお願いいたします。