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推しが大渋滞していたオタクの、予想外にして最大とも言える出会いの過程を残しておきたい

“本田くん“ ”本田の兄貴“
2019年秋、わたしが初めて見たのは
そんな彼の呼称だったと思うんです。
当時のわたしは、twitterでPRODUCE 101が
日本に上陸することを知りました。
ほんの少し過去作を観ていた自分は興味を持ち、
公式サイトで練習生を一通り見た記憶があります。

そこで考えたことは二つ。
「これ以上沼増やしてどうする、金も時間もない」
「こんなの毎週観てたら精神すり減るだけやん」

当時、バンドのライブに明け暮れ、ストレスを
楽しいことで帳消しにしようとしていたわたし
(後にそれもズタズタになるのですがまた別のお話)
元々他人の感情や話の展開を大きく受け止めすぎて
己の感情の起伏にしんどくなりやすいわたし

「やめておこう」と思いました。

オンタイムで観ない選択をしたことには、
今日の今日まで葛藤し続けながら生きていますが
仮に戻っても、リアルタイム視聴はしていません。
……が、一度すれ違った界隈は気になってしまうのが
オタクの性、関連タグがトレンド入りする度に
順位変動や概況は見ていた記憶があります。

プロフィールやチッケムを見た数人の中で
覚えていた一人が、本田康祐くんです。
忘れもしない第一印象は「なんやこいつ」。
(今だから本当にごめんねと言いたい、ごめんね)
語弊まみれの感想ですが、一見怖そうな風貌、
周りと比べ、所謂"日本人感"が一人めっちゃ強い。
いい意味ですごい浮いてる。一瞬で覚えました。
「なんやこいつ(冷)」ではなく
「なんやこいつ(興味)」に近いかな……
(フォローになっていませんね)


それでいて、ダンス……うまい。
学生時代、かじったと言えるほどでもない
ゆる〜いダンスサークルで楽しく体を動かし
見方だけはいっちょまえになってしまった
自称ダンスオタク、コレオオタクなんですが
バキバキに踊りそうな出で立ちの本田くん
……バキバキ、じゃない。え。ダンスは(は)すき。
と思いました。当時はそこで止めました。

番組が終わり、年が明け、出会ったのがJO1。
「あ、日プの子たち、もうファンミするのか〜」
とインスタを眺め、まんまとMVを視聴し、
芋づる式にツカメのチッケムと再会します。
與那城奨くんでした。
世はコロナ禍の走り、バンドの推しのライブが
続々と中止になる中、反比例するように
コンテンツに引きずりこまれていきました。

本編視聴直前、Black Outに出会いました。
「あ、赤の……えっと……そうそう本田くん」
「……こういう曲もこんな自分のものにするのか」
「やっぱり指先までしなやか、何者だこの人」

当時の壁打ち雑多垢に落とされた感情が飽和するさま

…………?
ちょっとまて。
気づけば、推しよりも観ている。まてまて。
ところで……近くにいる青髪の子、しなやかやけど
めちゃくちゃ圧がすごくないか?え?バキバキ系?
この子たちお互いイメージと逆すぎないか?え?

感動を超えてパニックでした。

(学ラン色気ダダ漏れ四人組、ありがてえっす)
(突然の心の声)

二人がプライベートでやり合う()くらいの関係性と知った時、それはそれは沸き散らかしたものです

彼らが“ふみやす”と呼ばれていると知るのに、
そう時間はかかりませんでした。
番組を観始め、與那城、本田、佐野の
“私的御三家”を追い始めました。
(Black Outのポジション決めバトルを
通して観るのがあまりにも苦しく、結局
視聴期限ギリギリまで先延ばしにしましたが)

リアルタイムで発信される数少ないコンテンツや
YouTubeのステージ動画を日々狂ったように浴び、
「二人が一緒にデビューしたらいいのに」と
予備知識のないなりに心の底から思っていました。


当時の壁打ち雑多垢に以下略

 新たな推したちの名前を検索し、ケミ名を検索し、過去画を浴び、……ていたところで迎えた
ホワイトデーインスタライブ。
「三人が一緒にデビューしたらいいのに」と
わたしの気持ちは新たな方向にシフトします。
最終的に、どなたかがツイートされていた
本田、佐野、浦野にラップ枠で勝くんとか?
という内容を見たチョロオタ代表のわたし、
「最強、四人が一緒にデビューしたらいいのに」と
まんまとシフトしたことを覚えています。

新年度が始まり、4月11日。土曜日。
この日は正直一日泣きっぱなしで、何もかも
覚えているんです。怖いぐらい。
書き始めたら初っ端から卒論かって程の文字数に
なってしまうから、またいつか。

きっとずっとすきでいる人たちだから
忘れることは絶対にないけど、朧気になる前に。
他人が見たら「ふーん」で終わるかもしれない、
でも、自分にとっては衝撃的だった
彼、そして彼らとの出会いを残しておきたくて、
言葉が浮かぶままに書きなぐってみました。

だれかに読んでほしくて書いたというよりは
覚書の意味合いが大きいので、所々日本語が
おかしかったり、失礼な表現があったりと
もし辿り着かれて読まれた方がおられたら
すみません。一オタクの、感情の飽和でした。



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