苦しかった時の話をしようかby森岡毅

数学×マーケティングの考え方をある記事で読んでからすっかり気になる人になった、森岡毅さんの本。自分の無能さに対する救いを求めるように本書を購入。

・強みを見つけて伸ばす

間違いなく、これがこの本の一番のメッセージである。森岡さん自身も苦手なことがたくさんあるタイプだが、強みは誰よりもすごいものを持っている。苦手なことを続けたことで、病みそうになった過去などを赤裸々に記していて、無能であると感じている今の私には救いになった。そのほかにも諸々書いているが「強みを見つけるには?」「強みを生かす戦略とは?」「それでも人生においてつらいことは待っているけど、軸があれば頑張れるよ」という話。

最も衝撃的な内容だったのは血尿が何か月も止まらなかったところ。

森岡さんほど優秀な人でもストレスを抱え、それでもがむしゃらに働いて、体にガタが来るときもある。けど、自分の強みを理解し、伸ばして、戦略を立てて、後は行動する(行動する構造を作れば)ことが出来ればいつか道は明るくなる。

自分の強みに繋がることであればやればいいし、つながらないのであれば辞めればよい。

自分の様に自信を失いかけている人がいればいつかこの本を読むことを勧めよう。私はもうちょっと頑張れそうだ。

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