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幼い日のディズニーリゾートでの思い出が今に繋がっているなと思った話。

どーも、ちゃちゃりんです。今回は人生を変えたほどではないですが、今の私の基盤になっている考え方に影響しているなと思うディズニーへの家族旅行と修学旅行の話です。

冬になると幼い頃に家族で東京ディズニーリゾートに行った時のことを思い出します。記憶に残っているクリスマスのディズニーシーはキラキラしていてあったかい思い出でいっぱいでした。プーさんのハニーハントが一番好きなアトラクションで、プーさんが大好きな子供だったので、なんで今日はランドじゃないんだぁぁぁと最初は少し残念がっていた気がします。家族でディズニーに行ったのは両手でギリギリ数え切れるくらいで、この一回だけではないのです。他にも記憶に残っている旅行はいくつもありますが、どうしてあの時が一番鮮明に思い出せるのか…。よく思い返せば最後に家族写真を撮ったのがその日だったんです。家族旅行もその日が最後で、そして多分人生で一番大きなクリスマスツリーを見たのもその日でした。数年後に諸事情で両親は解散し、私も中学生になり休日も長期休暇も部活や塾で旅行の機会もなく、今は一人暮らしなので家族旅行とも縁遠くなりました。

しんみりした文章になってしまいましたが、そんなに後ろ向きではなく、記憶の一区切りつく場所が夢と魔法の王国と、冒険とイマジネーションの海で良かったと思います。思い出補正を差し引いてもあんまりにキラキラして夢のような時間だったからです。楽しくて幸せな時間が記憶に鮮明に残っていることがこの上なく嬉しく今でも幸せに思います。大げさになってしまいますが、つらく悲しい時間も他に楽しく幸せな記憶があれば、そんな時間も少しずつ忘れたり肯定的に受け入れられるようになると感じました。

今年、数年ぶりにディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにあのクリスマスツリーが戻ってきたと聞き、今年は絶対に行きたいなと思いました。幼い頃はすっごく大きくて首が痛くなるほど上を見上げていた、記憶に残っているツリーと答え合わせしたいと思いました。
家族との確かなあたたかい記憶は今でもずっとあたたかいまま残っています。今年一緒にあのクリスマスツリーを見上げる人との記憶は、この先何があってもずっとあたたかいまま鮮明に残るんだろうなと思っています。


ディズニーの印象深い思い出はもう一つあって、小学校の修学旅行の時です。ありがちなやつではあるのですが、パーク内でお財布をなくしてしまった時にキャストさんが一緒に探してくれたことがありました。しばらく一緒に探してくださったのですが、なんと我ながらマヌケだなぁと情けないことにお土産袋から出てきたんです…。その当時も嫌な顔ひとつせずに見つかるまで探してくださって、見つかった時も優しい言葉をかけてくれたことにお礼を言い足りない伝えきれない…と思っていました。

実は、修学旅行の準備から当日、事後学習を通して、何かひとつ自分でテーマを決めて研究し資料を集めて、最後にプレゼンをするというものがありました。私は歴史に興味があったので、いくつかあった中から江戸東京博物館に行く歴史を探求するコースを選び、東京大空襲の辺りの資料を集めていました。そのプレゼンに、もともと用意していたテーマと下書きを変更して、その時のキャストさんのこととディズニーリゾートのおもいやりについてプレゼンをしました。この修学旅行で一番印象に残っていて、感銘を受けたことをテーマにすべきだと思ったのです。その頃は、将来の夢や目標が具体的に定まっていなかったのですが、私もあのキャストさんみたいに誰かに素敵な気持ちで過ごしてもらえるようなおもいやりの心を持って働けたら良いなと思っていました。もちろん今でもその気持ちは変わらずにありますが、高校生になってからアルバイトを始めて、接客業に片足を突っ込み始めてから、改めてあの時のキャストさんの偉大さが身に沁みました…。

今は小売店でレジ接客のアルバイトをしていますが、お客さんが多い日だとひとりひとりに丁寧に接客する時間も余裕もない時があります。目の前のお客さんだけがお客さんではないので、仕方のないことだと店員をしている時も客として行く時も思います。でも、そんな中でもできるだけ笑顔でいることや、相手が不快に感じないようなあたたかい言葉遣いをすることはできます。忙しさのあまり聞き取れないような早口になってないかなとか、雑な対応に感じられるような接客になってないか客観視するようにしています。意識しているつもり…の域を超えないので実際にできているかは不安なところです。

私自身が今のアルバイト先に生きがいを感じている訳ではないですし、ディズニーに比べたら今のお店はそんなに夢はつまってない気がするし、あんな丁寧なおもてなしは求められていないとも思っていますが、私も接客する側になる時、あの時の親切なキャストさんのことをたまに思い出します。仕事で、お給料がある以上、やらなくてはならない、対応しなくてはならないものもあります。一生懸命働かなくても時給は出ます。

あのキャストさんへの伝えきれない感謝の気持ちはもう伝えることも届けることもできないので、私も誰かに同じくらい感謝される時がくれば良いな…受け取った優しさやおもいやりを本人に返せないなら、他の誰かに返せば良いなと思っています。私のこのちょっとした心がけががいずれ世界平和になるのかぁとかちょっとふざけたことを考えています。

綺麗事だとか八方美人だとか偽善者めとか言われる性格をしていますが、私は心からそう思っているので今までもこれからも誰に話すでもなくここに書いておきたいと思いました。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
明日何か良いことがありますように🍀

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