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苦手なことに取り組む大切さを教えてもらった

得意なことを伸ばすことは大事。

けれども、私は苦手なことに敢えてチャレンジすることも大事にはしている。

このnoteだってそうだ。

私は文章を書くのがあまり得意ではない。
保育園に勤めていた時に、保護者向けに書く連絡帳が大嫌いな仕事だった。

あの仕事が嫌すぎて逃げ回るほど、「書くこと」に抵抗があった。

昔、営業をしていた時の話だ。

当時、物凄く優しくて厳しい先輩社員がいた。

はい、憧れてました。
尊敬してました。
密か〜に好きでした笑

ポッ!

そんなFさんの話を今日はしよう。
当時、彼はまだ副店長だった。

Fさんの同期の人は、どんどん店長になっていた。
でもね、私からすると、Fさんはどう考えても素晴らしい人。
なんで、この人が出世しないのかがわからなかったくらいだ。

誰よりも勉強していて、努力家なのを私は知っていた。

そのFさんが当時、新入社員だった私に突然こう聞いてきた。

「ちゃぼはちの一番苦手な仕事は、どれなんや?」

私は、素直に答えた。
これと、あれと、それ…が苦手な仕事ですと。

本当にバカ正直に答えたのだ。

するとFさんは、
「じゃぁ、今からその苦手な仕事から教えていくわ」

はあぁ〜、ヤバいぞ。
偉いこと言うてもた…とは思った。

でも、Fさんは、丁寧に教えてくれた。
とてもわかりやすかった。

少しずつ少しずつ、苦手な仕事が、苦手ではなくなる頃に、自信に変わってもいった。

Fさんの下で苦手な仕事を丁寧に教えてもらってよかった。私が失敗しても責めることなく、悩みごとも親身に相談にのってくれた。

その後、Fさんは、関東へ転勤してからすぐに店長になった。
なった途端、売れまくっていた。

当然の結果である!
私は彼は絶対に出世する!と思っていた。
私が狙いを定めた人は、出世をしている(笑)
Fさんは、遅咲きかもしれないけど、誰よりも悔しい思いをして、誰よりも努力していることを知っていた。

Fさんが店長で、私は副店長で絶対にこの人のために働いてやるんだ!と思って、めちゃくちゃ仕事を頑張ったこともある。
その時ようやく私も副店長になっていた。

関東へ行くことができず、叶わぬ夢に終わってはしまったけど…。

私は、この時の経験から苦手なことに敢えて取り組むを大事にしている。

Fさんは優しい人だった。
でも厳しい人でもあった。
その人の成長を思い真剣に叱るのは、褒めることよりも難しいと思う。
それが心底わかっていたので、私がFさんから逃げることはなかった。

私には、まだ上手くできないけども、息子に叱る時は、実はFさんの当時の指導をマネしていたりもする。

私は今「書くこと」に挑戦している。

実際、noteに挑戦し、Kindleに挑戦してとてもよかったと思っている。

「書くこと」が習慣化し、好きにもなった。難しいけれども、おもしろくなってきたのだ。


このKindle本も、書こう!と決めてから3ヶ月で出版した。
そして、更に私の後に続いてくれる人も出てきたのである。

こんな嬉しいことはない!

苦手なことも、敢えて挑戦する。
ワクワク楽しみながら…
スモールステップで。

そして、苦手なことや少し難しい挑戦は、仲間とするほうが、絶対にいい!と私は思っている。


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