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おもんないと思い込んでいたものから、楽しさが見つかった話(田舎編③)

8年ぶりの田舎暮らし

都会とは違い、ゆっくりとした生活
自然豊かな生活

ただし、ちゃぼはちには、乗り越える壁が多すぎた…。
要するに、つまらなかった…。

でも、とりあえず1年は頑張って田舎の生活を楽しんでみよう!と心に決めた訳です。

全く興味はないけど、即採用された食品会社で働くことになりました。

どういった会社かと言いますと、ちゃぼはちお得意のザックリ説明しますよ。

とりあえず、会社で働くサラリーマンや、OLの方に向けて、お弁当を製造して配達する様な会社なんですよ。


なぜ採用されたのか?というと、昔大阪時代働いていた時に、電話営業もしたことがあると職歴に書いていたから採用されたんだと思います。

とりあえず朝からバンバン、「今日のお弁当は、◯個いります。」
こういった注文の電話がかかってくるんですよ。

事務員と言うより、電話応対が出来る人が欲しかっただけだと思います。
とにかく朝が1番忙しい訳なんですけどね。

小さい会社なんで、事務員だけやっとけばええ訳でもないんですよ。

お昼のお弁当の中に、何か異物があれば、容赦なく苦情の電話なんかもかかってきますしね。
新しいお弁当を再度お届けするなんて、日常茶飯事でした。

更に言うと、取引先のお客さんが、外で力仕事をするような、現場の仕事の人が多くてですね。
お腹も空きまくってるし、いざ食べようと思っているお弁当に異物入ってたりすると、機嫌悪い人ばっかりなんですよ。
めちゃくちゃ怒って電話もかかってきますしね。
今みたいな夏とか、特に機嫌悪かった記憶があります。

事務員さん全員、そういう人達の電話を取るのも会うのも嫌がる訳ですよ。


面倒くさい人からは、逃げたいのはわかる。
大体そうですよね。

ただね…
私、大阪の南で、結構なクセの強いお客さん相手しまくってたので、田舎の人達の苦情なんて可愛らしいもんやったんですよね笑

だから、いつの間にか苦情関係の電話は、ちゃぼはちが主に取るようになりました。

あと、愛想マンでもあり、謝罪の王様でもある私は、言うほど怒られることもなく、なんなら、めちゃくちゃおじさんから可愛がられてもいました。

そんな事が、上司にも段々バレ始め、新しい取引先を見つけてこい!と新規開拓と言うことで、営業をさせられることになったり、苦情受付まで私が担当になり…

いつの間にか、お客様相談室みたいな肩書きまで与えられるのです。

ただの派遣社員の事務員だったのに…。

頑なに断り続けていたが、頼むから正社員になって欲しい!と何度も頼まれ…

渋々、正社員にまでなったのです。


本当は、もっと違う所に転職したくて…
なんならお金貯まったら、また都会で働きたいとも思っていたんですよ。

だから、頑なに正社員断り続けていたんですよね。

ただ、私もさすがに根負けしてね。

やっとこさ、そんな私が正社員になったもんやからか?田舎の中小企業としては、当時かなり頑張ってくれたと思うんですけどね。

正社員として正式採用された途端、かなり給料上げてくれたんですよ笑

えっ!こんなにもろてかまんのか?て思いましてね。

私も本気で頑張ってあげないと!なんて責任感も、ここら辺で、初めて芽生え始めた感じです。


1年未満で辞めるつもりが、毎日笑いながら目の前の仕事を一生懸命していたら、派遣社員の事務員から、正社員にまでなり…沢山のお客さんとの出会いや従業員との出会いで、田舎暮らしが楽しくてたまらなくなったと言うお話です。

自分がしたい仕事がないと、選り好みばかりしていたら、きっと何も得られなかったと思います。


都会だけが楽しく、田舎には何もない!と決めつけて、愚痴だらけで過ごていた時は、本当につまらなかった。


私が輝く場所はここではない、どこかにあると生意気にもずーっと思って過ごしていた訳です。

本気で田舎暮らしを楽しもう!
今与えられた目の前の仕事を真剣に取り組もう!
そう決めてから、変わったんだと思います。

私は、一人暮らしの大阪時代と、そして実家での田舎暮らしの経験から、沢山の学びがあっての今なんだな~と改めて気づくことができました。


ここから先は、かなりの婚活時代に突入するんですが、聞きたいですか?

もう、1700文字超えたので、ここら辺で失礼致します。




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