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息子と私のサードプレイス

私はこのnoteという居場所、スタエフという居場所にも、とても救われてきた。

不登校初期は、仕事も辞めて、家にいることが増えた。人とのお喋りでストレス発散の私がスタエフというおもちゃを知らなかったら、どうなっていたんだろうか?
noteで「書くこと」をしていなかったら、どうなっていたんだろうか?

リアルではなかなか不登校の悩みを本音で話すことは難しかったりもする。
でも、noteでは、不登校の悩みを本音で書くことができる。同じ様な悩みを抱えている人のnoteを読むこともできる。コメント欄での交流にも励まされている。

私が、癒やされて、救われたように、息子にもオンラインでの居場所を作ってあげられないものか?最近よく考えていた。
学校の友達以外で、息子と同じような不登校の子ども達の交流場所はないのだろうか?


だって、息子は、デジタルネイティブ世代だよ。メタバースだって当たり前のような世代なんだから、オンライン交流なんて、当たり前だし、リアルな交流だけが全てではないよね。

外には出られない息子。
圧倒的に家で過ごす時間が多い。
でも、だれか友達とは喋りたいはずだ。

ここ最近、あるオンラインの居場所を息子に見つけてきた。オンラインのスクールというのは、探せば沢山ある。私達親子がどこに所属しているのかは、もちろん誰にも内緒である(笑)

というのも、私にとっても新たな居場所で、サードプレイスになりつつあるからだ。noteやスタエフでは、ちゃぼはちとして大暴れしているが、そこではもう全然違う名前で、活躍して楽しんでいる。

私も一緒に参加しないと、まだまだ息子だけで子ども同士のコミュニケーションは難しい。
ただ、不登校の子ども達というのは、とても優しい子の集まりの気がする。顔も知らない、会ったこともないオンラインの子ども達なんだけど、息子も安心して遊んでいる気がする。
スタッフや保護者の方も皆さん、とても優しいのだ。まだまだ不慣れな私達親子に、色んなことを丁寧に教えてくれる。

息子のやっているゲームを少しずつ理解して楽しめるようになったのも、そのオンラインスクールの方達のおかげだ。

ここ最近、息子は「にゃんこ大戦争」にハマり出した。あのゲームは本当によくわからない。何が楽しいんだか…。
そんな悩みを言ってみた。

すると、ちゃぼすけくんの「にゃんこ大戦争」のゲームを、配信してみませんか?と提案してくれた。

え?配信ってなに?と思ったけど、要するに、ユーチューバーがゲーム実況してるあの感じを息子がするってことである。

とりあえず、よくわからなかったけど、いつものように息子は「にゃんこ大戦争」をし、その様子を配信して、私がゲーム実況のような感じで、ただただ喋っているのだ。

でも、そんな息子の「にゃんこ大戦争」配信をスクールの子達が見学してくれる。そして、コメントなんかしてくれたりして、なんだか私も楽しくなってきて、ゲーム実況しながら、コメント拾いながら、楽しく会話をしていたら、あっという間に一時間が過ぎていた。

そして、あの何にもおもしろいと思わなかった「にゃんこ大戦争」が実況していたお陰で、おもしろくなっていたのである(笑)
ユーチューバーがやってる「ゲーム実況」も見てて何がおもろいねん!と思っていたけど、これもまた体験するとおもしろいと思う理由が少しわかってきた気もする。

息子と共に、一瞬だけユーチューバー気分にさせてもらえて、私も息子も大満足だった。特に私は実況がおもろい!となんか目覚めてしまい、また喋りたくなっている。おもしろそうなおもちゃを見つけた気分だ。

とにかくだ。何がおもろいねん!て思うものでも、とりあえず楽しむ努力は大切だと心底思った。
なぜなら、息子の好きを一緒に楽しむようになって、息子がよく動くからだ。朝晩公園に散歩が日課になってきた。洗濯物を干すお手伝いも毎日欠かさずやってくれるようになった。タイピングも朝晩やっている。

少しずつ息子が変化し始めている。
そして私は、実況に目覚めてきている。


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