人を育てることで、私が大切にしてきたこと
人を育てると言うのは、本当に大変ですね。
私は、上に立つ人間ではないと思ってるんですけどね。何の実績もない、ただのお笑い好きの主婦です。
だから、全然偉そうなことは言えませんよ。
そんな私の、今まで生きてきた人生経験で、大切にしてきたことを書こうと思います。
昔から後輩がとにかく大好きでした。
よくよく考えたら、悩み事を相談されることは、比較的多かったかもしれません。
昔から、何となく癖のある?後輩が下につくことが多かったかもしれません。
他の店長からは酷く怒られていて、辞めかけの悩める後輩と働くことが多かった様な気がします。
確かに、後輩たちは、どことなく要領が悪かったり、そもそも営業に向いてない感じもしました。
だからと言って、私だって特別仕事できる人間でもありません。
とことん後輩が好きで、楽しく働きたい思いが強かっただけ。
怒られまくってきた後輩というのは、とにかく自信がない訳です。
でもね…
一人一人見た時に、真面目で個性豊かで、何よりお客さんのことを大事に思える子達ばかりでした。
私は、その後輩たちの良さを何より信じていたわけです。
そして、後輩たちが、安心して失敗できる環境。
責任は、当時の店長と副店長の私が追えばいいだけ。
偉そうに書きましたが、店長にほぼ丸投げ笑
そんな感じで、私は副店長という立場が好きでした。
店長を支え、店長の良さが引き立つように応援し、後輩たちがのびのびと働けるように、お店の雰囲気作りを頑張るのみ。
まぁ、これに関しては、私のことを信頼して任せてくれる器の大きい店長の下のみ、実現可能でしたけどね。
とにかく、人を育てる上で大事なことは「信じる」ということだと私は思って、働いてきました。
そんな言うほど働いてないくせに偉そうに笑
私は今、人を育てています。
もちろん、今は息子。
少し上から目線にはなりますが、夫のことも育てているつもりです。
以前にも少し書きましたが、夫は、私が臨月の時に仕事を辞める決意をしました。
その当時、夫は転勤先の岩手。
私は里帰り出産で、実家の愛媛にいました。辞めるという大事な報告は、電話一本。
更に言うと、当時の夫の体はボロボロで、すぐにでも手術しないといけない状態。
出産まであともう少しの中、夫は職を失い、病気で、更に家族で住む家もない状態。
そんな中でも私は、笑いながら夫に「辞めたらええやん」と言いました。
私が選んだ男を、思いっきり「信じていた」のです。
もちろん、彼はやってくれました。
無職&病気の夫に知り合いの人が、マンションを紹介してくれるというラッキーな展開。
よぅ、貸してくれたわ笑
息子が7ヶ月くらいまで私も耐えました。
とにかく夫の再就職と手術成功を、信じ抜きました。
「信じる」てなかなか難しいんですよね。
自分自身を試されることだと思いますね。自分のことも信じてないと、難しいと思います。
当たり前ですが、私だって思っきし不安でしたからね。
あの当時、赤ちゃんの息子と無職&病気の夫支えるんは…泣
ただ、今思えばあの時が、夫婦2人で力合わせて子育てをした幸せな時間だったかもしれません。
もちろん、今だって不登校の息子のことも、不安ですよ。
焦ることもありますし、将来大丈夫なんか?とも思いますよ。
でも、今まで私はこの「信じる」力を信じてきました。
ん?なんか、ややこいな笑
とりあえず、息子の可能性を信じている訳です。
息子は凸凹だけど、今は不登校だけど、でも絶対大丈夫!と信じているのです。
息子の明るい未来を信じているから、毎日笑っていられるのです。
不安に負けないくらい、私だって毎日一生懸命頑張っています。
実は、ここ最近まで、子育てに関してだけは全く信用していなかった夫。
もう一度夫のことを信用し始めたら…
夫もどんどん変わってきてくれました。
また、2人で力合わせて子育てを頑張っていたあの時代と同じ感覚かもしれません。
「信じる」こと
これは、簡単なようで、簡単ではありません。
でも、私はこれからも明るい未来を信じて頑張っていこうと思います。
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