見出し画像

Monika Lewinsky - Upsahlの解説

歌詞はこっち↓

まず、モニカ・ルインスキーって誰やねんって話ですが、アメリカのクリントン大統領と不倫した人です。
余談ですが、ホワイトハウス実習生ってなるものがありますが、大統領の公費愛人ってことですね。ガハハ。
興味深いwikiがあるのでこちらを確認してください。
(今はそういうことは無いらしいです)

この曲はインタビューに事細かく書いてありましたね。

https://www.papermag.com/upsahl-monica-lewinsky-2657356467.html?rebelltitem=3#rebelltitem3

引用すると
「私たちは常に女性芸能人達に対して信じられない残酷な態度を取ることがある。絶え間ない嫌がらせ、勝手な憶測、憎悪に満ちたコメントなど、メディアと一般人は、特に90年代から00年代にかけて、世間の厳しい監視と辱めを通じて、根底に流れる性差別的な表現に絶えず翻弄されてきた。」(中略)
「クリントン元大統領の不倫騒動で矢面に立たされた挙句、悪者にされたインターン生の名前を(モニカ・ルインスキーの事)題名したこの曲はは激しい怒りをか感じながらも、無表情な彼女を「冷徹なイカした女」「歴史を作った」と敬意を表している。UPSAHLは「モニカ・ルインスキー」はポップカルチャーに大きな影響を与えた人についての遊び歌だと感じていると解説した」(中略)
「"90年代から2000年代初めにかけて、モニカやブリトニー・スピアーズ、リンジー・ローハン、マイリー・サイラスといった女性たちは、人間であること、自分の人生を生きていることだけを理由に、メディアや世論の法廷に引きずり降ろされた」(中略)
「"彼らは顕微鏡のようなスポットライトの下にいて、最高であろうと最低であろうと、彼女達がすることはすべてバラされ、批判された。"と付け加えました。」
(中略)
「このアイデアを反映させるため、このポップ作家は、悪名高い女性たちの立場に立ったビデオを作ることにしました。まばゆいばかりのカメラのフラッシュから始まり、霞がかった映像の渦と混乱させるジャンプカット、そしてUPSAHLがレッドカーペットを歩き、きわどい写真を撮り、誤解されるに違いないインタビューに答える様子が映し出されます。」
(中略)
「"私がクリエイティブな業界に自由に存在できるようになった主な理由のひとつは、彼女たちがキャリアの初期に対処しなければならなかった噂のおかげなのだから。"」

といった感じに、誰かが過去に矢面に立たされたり、炎上した下地があるからこそ、誰にも後ろ指を指されず、自由に好き勝手出来る私達の今の道が作られた〜という感謝の気持ちで作られた曲です