読書感想 起業の天才
暖かくなって、読書が捗る季節になってきました。
普段飽き性な私が珍しくどっぷりハマりました。
通勤電車、昼休憩、寝る前、休みの日
この数日間、他の趣味や暇つぶしそっちのけで読みました。
それくらい面白かった、起承転結というよりは常に転の連続のような刺激的な人生を歩んでたと思う。
訳あって起業家での一線を退いてしまったけど、この人がずっといたら今の日本はどうなっていたんだろう。
学生起業、企業と学生が感じてる負を一気に解決できる様なマッチングサービスの開始、人材に関わらず不動産にも着手、紙媒体でやってたこれらをネットにシフトさせようといち早く着手、数えきれないほどの偉業を成し遂げてる。
今では当たり前となってるものが、出る杭として打たれてた時代に必死に争ってたことが先見の明が誰よりも優れているんだろうなあと思う。
江副さんというひとについて、これだけのすごい人だからワンマンでズンズン突き進んできた人なんだろうな思ってたけど、意外とそうでもなかった。
根本には他者比較でのコンプレックスがあり、優秀な人を見つけてはその力を借りようと引き込む。周囲の人間あっての功績でもあるんだろう。
最終的には金に目がくらんでしまった部分もあったが、人に興味をもたせて動かすことについては天才だった。
「いかがわしくあれ」とよく書いてあったが、今の自分はいかがわしく生きてるだろうか。
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