わかいのにすごいねがなくなっていくおそろしさ

最近、何においても低年齢化が進んでいる気がしている。

大学生起業がすごい!と騒がれているかと思えば、はたまた一方で昨今小学生であっても起業をしている人間がいる。

自分より年齢が低くても自分より能力値が高い人間はいくらでもいる。

同じことを成し遂げても、年齢が低いほうが賞賛される。

そんな昨今の流れもあってなのか、私が小中高生をしていたころよりもそういった活動を支援する流れや制度はあふれている。

同じ年齢であっても、学生か社会人かの差で「学生なのにすごいね」といわれることもある。

自分の武器だった「若いのに」がどんどん消えていく。

最近はそのおそろしさ、というか「若さ」「幼さ」にずっと固執している気がする。

逆に、「私もう若くないのにさ~~」と自虐して虚栄を張って見せることも増えたように思う。

いまはただひたすら、自分より若い人たちが自分より能力値が高くて、いろんなことを成し遂げていって、自分がただ何も努力してこなかっただけなのに、それに気づいてしまうことが怖い。

どこなら一番になれるかを探してしまっている。

「どこなら一番になれるか」「何なら生き残れるか」それを考えることそれ自体は悪じゃないと思う。

ただ、その中で突出しようとして、思ってもみないことを言ってしまったり、ついつい調子に乗ってしまったり、そういう自分がいる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?