【モンキーターン】使ってる材料が一緒なら、たとえ料理の途中で彼女がワガママを言ってもギリギリ対応出来る説
企画説明
改めましてこんにちは。どうも、AAaa(ああああ)と申します。
突然ですが皆さんはワガママな彼女、欲しくないですか? 僕は欲しいです。
しかし、残念ながら僕にワガママな彼女はいません。現時点では。現時点ではね? ここ大事だから。伸びしろは残しといたほうがいいと思うから。
話を元に戻しましょう。
現時点ではワガママな彼女がいない僕ですが、この先きっと僕の前にもワガママな彼女が現れるはずです。
きっとたくさんのワガママを言われることでしょう。
今日は昼ごはんに中華が食べたいって言っていたはずなのに、いざ会ってみると和食が食べたいと言ったり。数日前に彼女のお願いでイタリアンレストランを予約したはずなのに、当日になってやっぱりタイ料理が食べたいと言ったり。
僕はそんなワガママにも対応する術を身に付けておかねばなりません。
というわけで今回は、使ってる材料が一緒なら、たとえ料理の途中で彼女がワガママを言ってもギリギリ対応出来る説を検証していきます。
この説が立証できれば、僕がワガママな彼女とお付き合いできる確率も格段にアップするはずです。
【譲】ワガママに対応できる僕
【求】ワガママな彼女
ではやっていきましょう。
一品目 肉じゃが→カレーライス
僕「さてと……そろそろ彼女が来る頃だな。今日は和食の気分って言ってたし、肉じゃがでも作ってみよう。材料は……」
僕「豚肉、じゃがいも、ニンジン、玉ねぎ、油、しょうゆ、みりん、だし汁……と。よし、揃ってるな。レシピを確認しておこう」
僕「レシピはこんな感じか。よし、作り始めるぞ!」
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僕「あれ、彼女からだ。もしかして寝坊でもしたかな?」
僕「な、なんだってー!」
僕「も、もうここまで出来上がってるのに!?」
僕「し、仕方がない! どうにかしてこれを洋食にしなきゃ! 何かいい方法は……」
僕「こ、これだ! トマト缶とカレー粉! これを使ってカレーライスにしよう!」
僕「まずは、肉じゃがの具材・砂糖・水が入った鍋に、トマトを投入!」
僕「カレー粉は丁寧にペースト状にした後、さっきの鍋に入れて……」
僕「いいぞ! これは完全にカレーだ!!!」
彼女「来たよー。ねえ、お腹空いた」
僕「ふう、ギリギリなんとかなったな。和食の肉じゃがから、洋食のカレーに華麗(カレー)にターン……なんてね……」
彼女「ねえ、何ぶつぶつ言ってんの? お腹空いたんだけど」
僕「よく来たね、子猫ちゃん。ちゃんと用意できてるよ」
彼女「あっ、カレーじゃん。言い回しはキショいけど、料理はいい匂いだね。」
ちょっと彼女の言葉が辛辣ですが、そこそこ機嫌はいいようなので早速料理の感想をお願いしましょう。
~実食~
彼女「うん。普通だね。普通にカレー。強いて言うならちょっと甘いカレー。ただ、なんか微かに出汁っぽい味しない? 気のせいかな。え? 何? 美味しいかって? いや、美味しいか美味しくないかで聞かれると普通だけど。」
結果:普通!
僕「出汁の味を勘づかれた時はヒヤッとしたけど、なんとか誤魔化せたみたいだな。和風調味料を入れる前に変更できてよかった。でもこんなに何度も普通って言われるとちょっと傷付くものがあるぞ……くそ~、次こそは彼女に『美味しい』って言わせてやるんだからな!」
二品目 麻婆豆腐→豆腐ハンバーグ
僕「よし、今日こそ彼女を唸らせてやるぞ! 中華が食べたいって言ってたし、今回は本格麻婆豆腐だ!
豆腐、にんにく、しょうが、ねぎ、ひき肉、ごま油、味噌、豆板醤、甜麺醤、豆鼓醤、酒、鶏がらスープの素、山椒、花椒、しっかり揃ってるな!」
僕「レシピもばっちり! よし、作るぞ!」
僕「まさか……」
僕「豆腐ハンバーグ!?」
僕「ここまで出来てんのに!?」
僕「まあやるんですけどね」
僕「まずは豆腐とひき肉を混ぜる。豆腐茹でた時点でLINEに気付いてよかった……調味料入れて炒めてたらおしまいだったな」
僕「出来た肉ダネは成形してフライパンへ! ただ問題は、本格中華の調味料しかないことだよな……」
僕「仕方がない。今ある調味料でさっとソースを作って完成だ!」
彼女「ねえ、なんか確実に豆腐ハンバーグじゃない匂いがしてんだけど」
僕「うわっ、インターホン鳴らしてって言ってるじゃん。可愛いなぁもう」
彼女「私のLINE見たよね? もしかして私のLINE無視したの?」
僕「ふっふっふ。僕が子猫ちゃんの言葉を無視するわけがないだろ? お望み通り、豆腐ハンバーグを瞬時に……じゃなかった、豆腐ハンバーグが食べたいだろうと予知して作っておいたのさ!」
彼女「なんでもいいけどお腹空いたからさっさと用意してくんない?」
僕「はい。」
やはり彼女はかなり辛辣ですが、まあこんなのは僕にとってはご褒美の範疇です。早速彼女に、感想を聞いてみましょう。
~実食~
彼女「しょっっっっぱ」
結果:しょっぱい。
僕「これは誤算だったな……豆腐を固めるために塩を多めに入れたのに加えて、中華スープの素、山椒、花椒を加えて麻婆ソースで煮込んだのが裏目に出た。今度こそは美味しいって言わせるはずだったのに……!」
彼女「はぁ……もしかして、私のこと嫌いなんじゃないの?」
僕「そ、そんなわけないじゃん!」
彼女「だって私の言うこと、全然聞いてくんないじゃん。私のこと愛してくれないんだったら、別の男探すからね?」
僕「ま、待ってよ! 絶対! 絶対今度こそは美味しいって言わせて見せるからさ……!」
まとめ
実在しない彼女のために奮闘する僕の姿はいかがでしたか?
あまりに一生懸命やりすぎて、不機嫌そうにソファに座っている女性が薄っすら見え始めたのでこの辺でおしまいにしたいと思います。
ちなみに、本来の企画の検証結果としては
当たり前のことに気付けたのは、僕の好奇心のおかげです。
これからも、当たり前の日常を愛おしく感じながら生きて行こうと思います。
是非皆さんも、似た材料を使う料理があればやってみてはいかがでしょうか。
それでは、ごきげんよう
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……まぁ、言われた通りやったけどさぁ、何これ?
確かに、元々記事の内容とか文章考えるのはそっちで、俺はあくまで写真に出たり、コーディネート考えるだけって聞いてたからとりあえず引き受けてたけどよ。流石に今回のはダルいわ。いやいや、確かに言われた通りやるとは言ったけど、ここまでやらされるなんて想定してるわけなくない?常識的に考えてよぉ。
え、冒頭の写真で眼鏡してないのに、次の写真眼鏡してるからつながらないって?んなもん誰も気づいてねーよ。撮りなおす必要なし。てか、細か。
なんか急に今回細かいよな?なに?もしかして最近note読まれる機会増えたからってこだわりたくなった?ウケんな、お前笑。
まぁでも、最初に約束したとおり、SNSとか交流は俺だもんな笑。
だってお前、おもろい文字が書ければそれでいいって言ってたもんな。
あ、もしかして羨ましくなったか?まぁ、これ読んだ人も、写真に写ってる奴が書いてると思ってるだろうしな笑。
ピンポーン
あ、わりい。宅配来たから一旦切るわ。え、そのままでいいってどういうこt……。いや、お前かよ。なんで来てんだよ。てか言えや。
(あいつ、急に何しに来たんだ?)
ピンポーン
あーい、今開けr……は?……痛ってぇ‼……なっ…おい、やめろ!やめろって!!待て、、待って、、、、、。
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以上‼この記事は本間海鳴の提供でお送りいたしました。
執筆・編集:本間海鳴
原案・出演:AAaa(ああああ)
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