留学23日目 "来世は猫になりたい"
留学という感じからわかるようにあくまで私たちは学びに来ている。大学に通っているため、最後の週にはテストがある。
Writing test practiceというテストの練習として、250語〜300語程のエッセイを70分で書くという課題に取り組んだ。エッセイは得意分野だ。しかし、海外のエッセイはTheies statementだの、Topic sentenceだの少し面倒くさい。さらにはお題がとんでもない。
People are reading and watching news more frequently.What is this problem and this solution?
人々はより頻繁にニュースを読み、見るようになった。この問題、この解決策は?
"おいおいおいおいうぉいうぉいう゛ぉぉぉい!"
このトピックに問題があるのか!?ニュースを読み、見るようになったことなど良いことしかないじゃないか!今まで自分がしなくては、と思っていたこと、良いなと思っていたことに対して、問題点を提起してそれについて述べなければならない。こんなに筆(タイピング)が止まったのは、大学受験の某大学の世界史のアッバース1世以来だ。
自分の今までの価値観を180°展開させて、問題点とその解決策を2つも述べなければならない。必死に考えた結果、
この情報社会の世の中でニュースを頻繁に見すぎてしまうと、全てが真実とは限らないので、情報の多さに惑わされてしまう。
ニュースを読んで、見て、を頻繁に続けてしまうと視力が低下してしまう。
いや問題1は我ながら悪くは無いと思う。問題2はなんだ?視力が低下してしまう?どんな問題点だ。自分で打ちながら笑ってしまった。実際、問題1はスムーズにかけた。問題2に差し掛かったとたん、書けない。一切進まない。
"書けねぇ〜〜〜"
もう、覚えていない、きっとぐちゃぐちゃな文章だ。先生もきっとOMG!するだろう。OMGはとても便利な言葉だ。
ただ、私は神様のことを信じてはいないので、
Oh my god!ではなく、Oh my gah〜〜!!!!って感じだ。
Oh my girl!でもいいかもしれないし、Oh my buuda!でも、Oh my little girl〜でもいい。
夜はルームメイトと公園で答えのない、行き場のない会話をすることになる。半分私が付き合わせてしまっただけなのだが。
そこで偶然イッヌと出会うことになる。ドッグランをしていた外国人に勇気を振り絞って話しかけて、一緒に遊ばせてもらった。名前はトウフだ。可愛い。spin!と言ったら回ってくれる。ban!と言ったらコテッと倒れる。
動物は何を考えているのだろう。僕たち人間の5分の1程の寿命でありながら、犬生や、猫生を全うしている。
来世は猫になりたい。
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