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アカウント認証がらみで問題になった時Windows資格情報を削除を試しては

Windowsでは、アカウント認証の情報を「資格情報マネージャー」で管理しています。それにより、次回からIDとパスワードの入力が省略できる等、認証が容易になります。今回の投稿はこの機能に絡んだ内容です。

私が体験したのは、シングルサインオンの運用を行っていた会社で、パスワード変更を行うとアカウントロックが発生するという問題でした。

発生ロジックは、パスワード変更後にあるアプリを起動すると、古い資格情報で認証を失敗、本来ならログイン認証の利用やIDとパスワードの問い合わせが発生するのですが、なぜか古い資格情報を利用し続けてロックが発生してしまうものでした。

アプリ側のバグなので、修正までは「事前に資格情報を削除する」という、運用で回避する事にしました。以下、その時の対処方法です。

1.スタートボタンを押して、「設定」を選択。

歯車のアイコンになります。

2.検索で「資格情報」と入力するし、「資格情報マネージャー」を選択。

コントールパネルからもたどり着けます

3.「Windows  資格情報」を選択。

Web 資格情報の話は別の機会に

4.汎用資格情報に該当するアプリの情報があったら、右側のボタンを押して内容を表示し「削除」することで、情報がクリアされます。

あくまでキャッシュ情報がきえるのでアカウントが消えることはないです

一点だけ注意が、まれにこれに頼りっきりでIDとパスワード管理が出来ていないユーザがおられます。うっかり消すと、パスワードの再発行手続きをとる羽目になるので、削除作業前に管理状況を確認して実施しています。

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