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新たな需要に対応したマジックの在り方

 今回は近年のマジック事情などを考えて今後どういった形でマジックで生きていくかを私なりの考えをまとめていきます。


今はマジックは流行っている?

 まずマジック流行ってないと思います。ただ極端に衰退しているとも思っていません。ただ需要と供給のバランスは崩れていると思います。
 ここで言う需要は「マジックを見たい人」供給を「マジックをする人」と考えます。

 こう考えますと近年マジックをする人側のの層が増えていると思います。これはマジックが今までより身近になったからだと思います。何もマジックだけに限った事では無いですがネット、特に動画媒体の浸透によりなんでも手軽に始められるようになったと言うことです。

 ただマジックというのは中でも見る人と見せる人の両方が居て初めて成り立つ形式だと思います。マジックをする人の中には自分で技をひたすら磨いて満足する方もいらっしゃいますが殆どが誰かに見てほしいと思っているはずです。実際誰かに見てもらえないとネタとして成立しているかがわからないのがマジックの難しいポイントにもなります。
 こういったことを考えると今までと同じくらいマジックを見たい人がいても、マジックをする側の人が増えていくのでバランスが崩れていきます。

 これはマジシャンにとってはピンチなのでしょうか?むしろチャンスと考えられないでしょうか?
 マジックをする側の人が少数で無くなってきたと言うことは新たな需要を生み出すチャンスです。

 もっとわかりやすく言い換えると「マジックをする側」に向けたビジネスが成り立ち始めたということです。

 そして今までの形を変えていくべきでしょう。

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