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初めて一眼を持った頃(その3)

仕事が立て込んでいて、チョッと間が空いてしまいましたが・・・。

8月に京都市電を撮影後、次に撮影に出掛けたのは、キハ81「くろしお」のさよなら運転でした。望遠を持っていれば、迷わず美章園駅のホーム端に陣取っていたでしょうが、標準レンズゆえ、天王寺駅で撮影することにしました。撮影した前日の天王寺発は『さよならマーク』が付いていたそうですが、その日は土曜で学校の授業があり、行ったのは日曜の天王寺着。ただ、その列車には『さよならマーク』は付いていませんでした。出来ればマーク付きを撮影したかったのですが、当時、真面目な優等生のフリ?をしていた自分の頭の中には『サボる!』という考えは無く、その日は大人しく授業を受けておりました。

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写真は、天王寺で撮影した最後のキハ81「くろしお」です。見送る多くのファンを画面左に配し、メインのキハ81を右側に配置したアングルで撮影したのですが『うっかりミス』でクロススクリーンを着けたままで撮影していました。それ故、ピントが少し甘い、眠たい仕上がりになってしまいました。「痛恨のミス」と、言いたいところですが、左の見送るファンが程よくボケたので『これはこれでありかな?』と自分では納得しています。

この年の年末、友人と二人で余部鉄橋を訪れました。京都から普通山陰号で鎧まで行き、そこから徒歩で余部まで行ったのです。(その友人とはボーイスカウト仲間で、歩くのは全く平気な親友でした。(しかしながら、今思うと、真夜中に本当によく歩いたものだと思いますが、山陰号は余部は通過扱いだったので、この方法を選択した次第です。)

当時、余部のお立ち台の存在も知らず、駅の端から撮って満足していましたが、冬は日の出が遅く、シャッタースピードが稼げなかったこともあり、動態ブレ写真を量産してしまいました。そこでここでは、城崎駅(現城崎温泉駅)で撮影した「あさしお」の並び写真をご紹介します。これは上下線の離合では無く、共に京都行きで、左が城崎始発宮津線経由の「あさしお8号」で、右が倉吉発の「あさしお6号」です。勿論、さすがにこのときはクロススクリーンは使っておりません。(笑)

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今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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