Highly Sensitive

素面で文章を書くのが久々です。
帰りの電車から書下ろし(殴り書き)。
なので、物語とかそういうわけではなく、ただのエッセイかもしれない。

ちょうど一年前くらいに自分がHSPということを知りました。
この事実を知った時は、自分に精神的な問題(?)があると思って数か月彷徨っていました。

惚気るわけではありませんが、自分の彼女が寄り添ってくれたこと、そして今まで自分が気にかけた人達に逆に気にかけられ、救われていました。
まず彼女に話したときは、よく言えたねと言ってくれました。
そして次に、「そのおかげで私はあの時救われたんだよ。」と言いました。
その過去については後日書きますが、概要を言うと、凹んでいるところに私が声をかけ、雑談をし、笑わせてくれた。そこから、自分に惹かれ始めたとのことです。
昔のことを書き起こしてみると、自分はラノベかエロゲの主人公かな?といった雰囲気を覚えます。恥ずかしい….

次に友人です。
学生時代から付き合いがある友人と今でもゲームをしていますが、
その際に、「だからあんなに気にかけてくれたんだ」「なんか気遣いのようなものがすごかった」そんな風なことを言ってくれました。
あまりにも前のことで、自分が一体何をして仲良くなったのかを覚えていませんが、その言葉のおかげで自分を肯定することができました。

ここまで、私が伝えた人達について語ってきましたが、今でもまだ恐れて伝えられていない人がいます。
それは両親です。
自分は家族は好きですが、家族に本心を伝えるのがとても苦手です。
というのも、家庭のルールのようなものがあると思いますが、自分の場合は、まず敬語です。両親に対し敬語を使わなければなりません。
自分はこれが世の中の家庭でも当たり前かと思っていました。しかし、学生時代に友人の家に行き、家族で話している風景を見ると、自分の家は少し違うのかと疑念を抱いていました。
また、八つ当たりされることもあり、殴られることもしばしばありました。
それも、今ではあり得ない話だとは思いますが、昔なら当然なのかなと思っている自分もいます。

ざっと書きましたが、ここまではまぁあり得る話でしょう。
次からが経験したことがある方が減ると思います。
というのは、ドラマでみるよな「産まなきゃよかった」です。
ここまでストレートではありませんが、「もう少し頭と出来がいいと思っていたんだけどな」と誕生日に言われたことを今でも覚えてます。
その時は小学生の低学年くらいで、微妙な点数を取ったテストを見せその一言。低学年の自分でも、さすがにショックを覚え、自分の部屋からでなくなりました。夕飯もケーキも食べず、そのまま眠りについたくらい過去です。
(翌日改めて…といったハッピーエンドはありません)

さて、このような環境で自分の状態を話せるでしょうか。
「やっぱり出来が悪い」
、といったようなことを言われ、また沈む日々を送ることに恐怖し逃げています。
話さずに心にとどめて終わらせるのもありかと思いつつ、今の自分があるのはそういった家庭で育ち、外面をよくした結果でもあります。

感謝はできませんが、両親が亡くなるくらいの時に伝えられる言葉を探しながら明日を生きていきます。

(ね、殴り書きでしょう。でも、誰かに共感されて、同じ境遇がいる。それでも生きていけているといった、勇気を与えられればと思っております。)




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